科学と地球
ニュース一覧へ →浸透圧発電で水とエネルギーを両立
福岡市で2025年8月に運転を始めた浸透圧発電プロジェクトは、海水淡水化で生じる濃縮海水と下水処理水の塩分差を利用して発電します。年間約88万kWhを想定し、膜耐久性の検証を含む5年計画や中東からの関心が報じられています。
天然水素の国産化へ適地調査を開始
地下で生成される天然水素の国産化に向け、NEDOなどが今年度から全国の地質データ解析や岩石採取・実験を行う調査を始めます。30年に試験井戸候補を決め、40年頃の商用化を目指す計画です。
知床でウミネコ急減 レッドリストで絶滅危惧に
環境省のレッドリスト改訂でウミネコとオオセグロカモメが絶滅危惧種に引き上げられました。知床の調査で両種の繁殖数が大幅に減少していることが示され、ユネスコが保護対策の検討を求めています。減少には捕食や巣の撤去、餌資源の変化が関係していると考えられています。
有人月周回試験、アルテミスIIが出発
2026年4月1日、NASAのSLSロケットがケネディ宇宙センターから打ち上げられ、4人の宇宙飛行士を乗せたオリオンで約10日間の有人月周回試験「アルテミスII」が始まりました。生命維持系などの検証を行い、月フライバイ後に地球へ帰還する予定です。
オリオンが撮影した地球
NASAはオリオンのクルーが撮影した高解像度の地球画像を公開しました。写真は月遷移軌道投入(TLI)後にミッション指揮官リード・ワイズマン氏が撮影し、大西洋やオーロラ、金星などが確認できます。アルテミス2の乗組員4人は月の周回を経て10日に地球へ帰還する予定です。
関東、雨の範囲拡大 今夜は警報級の可能性
4日(土)は前線を伴う低気圧の影響で関東でも雨の範囲が広がっています。今夜は関東南部で警報級の大雨や風の強まりがある可能性があり、5日(日)の日中は高気圧に覆われておおむね晴れてお花見日和となる見込みです。
福井工大、アルテミス宇宙船の電波を受信
福井工大あわら宇宙センターは4月3日未明、アルテミス計画で月へ向かうオリオン宇宙船の電波受信に成功しました。口径13.5メートルの大型アンテナで周波数のズレを測り追跡を行い、観測は11日まで続けられます。
マングローブの津波・高波減衰を数値化
京都大学防災研究所などの研究グループは、マングローブによる津波や高波の減衰を数値化するモデルを開発しました。フタバナヒルギの根をレーザースキャンで3D化し、3Dプリントや水槽実験、数値シミュレーションで解析した結果、根の水没度合いや形状で減衰が5〜30%変わると示され、沿岸防災計画に役立つ可能性があります。
高島公園で満月と夜桜の共演
諏訪市の高島公園で桜のライトアップが始まり、2日夜は世界自閉症啓発デーの催しで高島城が青く照らされました。訪れた人たちは昇る満月と見頃の夜桜の共演を楽しみ、ライト消灯後は月が一段と際立ちました。米NASAの宇宙船オリオンが月に向かっている点が伝えられ、今年の月の見え方が例年と異なる可能性があると報じられています。
スカパーJSAT、アルテミスIIの信号受信に成功
スカパーJSATがアルテミスIIで使用されるオリオン宇宙船からの信号を地上で受信・測定しました。SLSは日本時間2026年4月2日に打ち上げられ、同社は2026年1月にNASAの地上局に選定されていました。アルテミスIIは約10日で地球に戻る試験飛行です。
ルブレン耐久性を向上、七員環で安定化
京都大学と九州大学の共同研究で、ルブレン骨格に七員環を組み込んだ新有機半導体「縮環ルブレン」を合成・報告しました。二つの立体配座を確認し、光による分解耐性が従来の数時間から日〜週単位に延び、単結晶トランジスタで高い電荷移動度が得られたと伝えられています。
国産人型ロボ、二足歩行とダンス公開
早稲田大発の東京ロボティクスが4月2日、試作の人型ロボ「Torobo Humanoid」のデモ動画を公開しました。二足歩行や遠隔による全身動作を披露し、強化学習で安定した動作を目指しているとしています。
大石氏、奥田議員の国会質問を称賛
れいわ新選組の大石晃子共同代表がXで、奥田芙美代参院議員の参院環境委での除染土に関する質問を称賛しました。奥田氏は廃炉を訴え、除染土の処分期限や法律の名称を問題提起しており、除染土の保管や再利用の状況も報じられています。
有人月周回へ アルテミス2が出発
米フロリダのケネディ宇宙センターから、NASAとカナダ宇宙庁の宇宙飛行士4人を乗せた宇宙船「オリオン」が打ち上げられました。アポロ以来、半世紀ぶりの有人月周回探査となるアルテミス2の船出です。
未来宇宙病院、軌道上で実験開始
深セン理工大学の「未来宇宙病院」による五つの医療プロジェクトが3月30日に酒泉から試験用宇宙船で打ち上げられ、今後3年間にわたり軌道上で実験・試験が行われます。大学は段階的に中継拠点や月面モジュールの建設を目指す計画と説明しています。
気泡と音波で洗う技術
コーネル大学の研究チームは、直径約0.6ミリの微細気泡と低周波音波を組み合わせた水中洗浄法を検証しました。トマトなどを対象に、気泡や水だけの洗浄に比べて野菜の汚れを最大で90%除去できたと伝えられています。成果は学術誌Dropletに掲載されました。
印刷技術が拓く医食の未来
印刷技術を基盤にTOPPANはがんの個別化治療と培養肉の研究を進めています。大阪大と開発した3D培養「インビボイド」で患者由来組織を再現し、薬剤の効果を評価します。厚労省申請や米国展開、培養肉の収益化は2031年以降を見込んでいます。
春秋:宇宙旅行の夢と現実
物理学者・中谷宇吉郎が1953年に宇宙旅行を称賛し、実現すれば戦争の悪夢に対する清涼剤になると書いた点を取り上げています。記事はその数年後のスプートニク打ち上げや、最終的に1969年のアポロ11号月面着陸にも触れています。
東北大とソフトバンク、防災AIを開発へ
東北大学の災害科学国際研究所がソフトバンクと共同で防災特化型AIを開発します。26年度から3年計画で共創研究所を設立し、震災の記録や観測データを学習させ、行政や研究機関などの利用を想定しています。
白亜紀前期の大型恐竜足跡
モンゴル北部サイジュラハの白亜紀前期(約1億2千万年前)地層で、縦7メートル横5メートルの範囲に31個の大型恐竜足跡が見つかりました。歩幅などから肉食竜5頭、草食竜2頭と推定され、中央アジア北部の化石記録の空白を埋める発見とされています。
アルテミス計画で日本が技術貢献
米NASAはオリオン宇宙船を打ち上げ、10日間の月周回飛行に向かいました。アルテミス計画で日本は機器提供や電波受信などで協力し、JAXAとトヨタは2031年想定で探査車「ルナクルーザー」を開発、現役日本人飛行士が関わる可能性があると伝えられています。東京大の装置も月面で内部構造を調べる予定です。
名大の両面発電型太陽電池、長期実証へ
名古屋大学はSWCNT薄膜透明電極を用いたペロブスカイト太陽電池(CNT-PSC)の大面積・長期耐久実証を大阪メトロ本社で2026年3月から約1年実施します。27枚の10cm角セミモジュールで屋外・室内光下の発電特性と信頼性データを取得する計画です。
久慈でイグアノドンと角竜の歯化石を発見
岩手・久慈層群(約9000万年前)で共同発掘により歯化石5点が見つかり、4点がイグアノドン類、1点がネオケラトプシア類と確認されました。白亜紀の久慈で鳥盤類の多様性が示唆されます。
アルテミスIIにルネサスの耐放射線IC採用
有人月周回ミッション「アルテミスII」が2026年4月2日に打ち上げられ、ルネサスの耐放射線IC(旧Intersilブランド)がオリオンとSLSの複数サブシステムに搭載されたと発表されました。これらは電力制御や信号維持、機上計算を支援するとしています。ミッションは10日間の月フライバイを予定しています。
月周回へ アルテミス計画の打ち上げ成功
米NASAは4人が乗るオリオン宇宙船をフロリダのケネディ宇宙センターから打ち上げ、ロケット分離後に自力飛行へ移行したと伝えられています。これはアルテミス計画の一環で、月周回の10日間ミッションは月の裏側上空まで到達する見通しで、今回は着陸を伴いません。
ジャイアントパンダ公園で初のオオカミ記録
ジャイアントパンダ国家公園の雪宝頂エリアで、赤外線カメラ映像から1月23日のオオカミが確認されました。保護区で鮮明な記録は初めてで、生態系や生物多様性の把握に寄与するとされています。観測網の整備で未確認個体が明らかになる可能性があります。
近畿のお花見日和 3日は花粉大量、4日は荒天、5日は25℃近く
近畿の週末(3〜5日)は日ごとに天候のポイントが変わります。3日(金)は晴れて日中は20℃超となる所が多く、ヒノキ花粉の飛散がピークで「極めて多く」なる予想です。4日(土)は低気圧の影響で雨や風が強まり、兵庫・和歌山で暴風や波浪の警報発表の可能性が「中」と伝えられています。5日(日)は日差しが戻り最高気温が25℃近くに達する見込みです。
アルテミスII打ち上げ オライオン月フライバイ
約半世紀ぶりの有人月飛行ミッション「アルテミスII」が日本時間2026年4月2日に打ち上げられ、4人のクルーを乗せたオライオンが約10日間の月フライバイに出発しました。生命維持やランデヴー技術の実証が主目的で、得られるデータは今後のアルテミス計画につながる見込みです。
アルテミス計画と日本の関わり
アルテミス計画は米国主導の月探査で、軌道上のゲートウェイや月面基地を拠点に月帰還と2030年代の火星有人探査をめざします。アルテミス1は2022年無人、アルテミス2は2026年2月に有人で月周回、アルテミス3で2028年までの月面着陸が予定され、日本人の月面着陸が決まっています。
有人月周回飛行へ オリオン打ち上げ
米NASAは4人を乗せた宇宙船オリオンをフロリダから打ち上げ、53年ぶりとなる10日間の有人月周回飛行を開始しました。機器の動作確認を目的とし、月の裏側上空まで到達してアポロ13号の距離記録を更新する見通しです。
