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東北大とソフトバンク、防災AIを開発へ
要約
東北大学の災害科学国際研究所がソフトバンクと共同で防災特化型AIを開発します。26年度から3年計画で共創研究所を設立し、震災の記録や観測データを学習させ、行政や研究機関などの利用を想定しています。
本文
東北大学の災害科学国際研究所がソフトバンクと共同で防災に特化した人工知能(AI)の開発に乗り出す計画を明らかにしました。新たに第4代所長に就いた越村俊一教授が就任記者会見で構想を示し、26年度から3年間でAIモデルを開発し実用化をめざすと説明しています。災害研は東日本大震災の教訓を継承する目的で2012年に発足しており、学際的な知見の蓄積と実践性を重視してきました。
発表の要点:
・越村俊一教授が第4代所長に就任し、防災AI構想を表明した。
・2026年度(26年度)から3年間でAIモデルを開発し、実用化をめざす計画である。
・ソフトバンクと共創研究所を近く設立する方向で合意したと伝えられている。
・歴史資料や映像、語り部の記録、自治体の復興記録、観測データなどを学習データにする予定である。
・行政や研究機関、企業などの利用を想定し、データ提供や参画を広く募る方針である。
まとめ:
防災AIの構築は、震災15年で蓄積した教訓や記録を一般化して国内外に発信するねらいがあります。東北大は4月に大学院で「災害科学コース」を新設し、10月から新興国・途上国からの学生受け入れも予定しています。開発は26年度からの3年計画とされていますが、具体的な実用化時期や協力体制の詳細は今後明らかにされる見込みです。
