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白亜紀前期の大型恐竜足跡
要約
モンゴル北部サイジュラハの白亜紀前期(約1億2千万年前)地層で、縦7メートル横5メートルの範囲に31個の大型恐竜足跡が見つかりました。歩幅などから肉食竜5頭、草食竜2頭と推定され、中央アジア北部の化石記録の空白を埋める発見とされています。
本文
モンゴル北部のサイジュラハ地域で、岡山理科大とモンゴル科学アカデミーなどの研究チームが白亜紀前期(約1億2千万年前)の地層から大型恐竜の足跡化石を発見したと発表しました。発見は1950年代に報告された記録の所在が不明だった場所を、地元の聞き取りなどで特定して2024年に発掘を始めた結果です。研究チームはこの地域で大型恐竜の存在を示す化石は初めてと説明しています。今回の発見はアジアの恐竜研究での空白域を埋める手がかりになると伝えられています。
報じられている点:
・発見場所はモンゴル北部サイジュラハ地域の白亜紀前期地層で、年代は約1億2千万年前とされています。
・調査範囲は縦7メートル、横5メートルで、足跡化石は計31個見つかっています。
・歩幅などの解析から、少なくとも肉食竜5頭と草食竜2頭の足跡と判断されています。
・足跡の大きさは肉食竜で縦約57センチ、草食竜で縦約71センチで、全長はそれぞれ約8メートル、約15メートルと推定されています。
・草食竜の足跡が密集して同じ通路を使った痕跡があるなど、両者の生活圏が重なっていたとみられています。
まとめ:
今回の足跡化石は中央アジア北部で白亜紀前期の大型恐竜を示す初めての記録とされ、進化や生態、個体群の移動に関する手がかりを提供する可能性があります。現時点での詳しい解析や追加調査が進められる見通しで、今後の発表が注目されます。
