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有人月周回飛行へ オリオン打ち上げ
要約
米NASAは4人を乗せた宇宙船オリオンをフロリダから打ち上げ、53年ぶりとなる10日間の有人月周回飛行を開始しました。機器の動作確認を目的とし、月の裏側上空まで到達してアポロ13号の距離記録を更新する見通しです。
本文
米航空宇宙局(NASA)は1日、南部フロリダ州ケネディ宇宙センターから巨大ロケットで宇宙船オリオンを打ち上げ、米国とカナダの宇宙飛行士計4人が搭乗した10日間の有人月周回飛行を開始しました。今回の飛行は米主導の国際月探査「アルテミス計画」の一環で、1970年代以降の有人月周回を再開する試みとして注目されています。目的は月周回で機器が設計通り作動するかを確認することで、今回は月面着陸を行わない予定です。下段では報じられている主要な点を整理します。
報じられている点:
・打ち上げはケネディ宇宙センターからスペース・ローンチ・システムで実施され、宇宙船オリオンには米国とカナダの計4人が搭乗していると伝えられています。乗組員にはリード・ワイズマン船長らの名前が挙がっています。
・飛行は約10日間で、まず地球を2周して機器の動作確認や軌道変更を行い、約4日かけて月へ向かい帰路も約4日を予定しています。
・月の裏側上空まで飛行し、1970年のアポロ13号が打ち立てた人類最遠記録を塗り替える見通しと報じられています。
・今回は月面着陸を伴わない第2段階の有人飛行で、2028年の有人着陸実現を目指す計画の一環とされています。
・日米は将来的に日本人2人を月面に送ることで合意していることや、過去の無人試験(2022年)を踏まえた継続的な探査が想定されている点が指摘されています。
まとめ:
今回のオリオンによる有人月周回飛行は、機器性能の実地確認を主目的とする10日間のミッションで、月の裏側上空まで到達する見通しです。直接の月面着陸は行わないものの、2028年を目標とする将来の着陸計画や持続的な月拠点構築の段階へつながる一歩と位置づけられています。今後の詳細な発表や帰還の時期は関係機関の公表によります。
