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知床でウミネコ急減 レッドリストで絶滅危惧に
要約
環境省のレッドリスト改訂でウミネコとオオセグロカモメが絶滅危惧種に引き上げられました。知床の調査で両種の繁殖数が大幅に減少していることが示され、ユネスコが保護対策の検討を求めています。減少には捕食や巣の撤去、餌資源の変化が関係していると考えられています。
本文
環境省が3月に公表したレッドリストの改訂で、ウミネコとオオセグロカモメが初めて絶滅危惧種に分類されました。特に知床地域での個体数の減少が、鳥類専門の知床海鳥研究会の長年の調査で明らかになっています。ユネスコ世界遺産委員会も昨年、調査と保護対策の実施を政府に勧告しています。研究者らは現状を深刻な減少として報告しています。
報告されている主な点:
・環境省の改訂でウミネコは絶滅危惧Ⅱ類、オオセグロカモメは1B類に分類されたこと。
・知床の調査ではウミネコの営巣数が過去の数値から大きく減り、オオセグロカモメも半分以下に減少していること。
・減少要因として、ネコ・キツネ・カラスによる捕食や巣の撤去が挙げられていることと、海水温上昇による餌の減少の可能性や天敵の影響が指摘されていること。
・ユネスコが継続的な調査報告と必要な対処を政府に求めていること。
まとめ:
知床でのウミネコとオオセグロカモメの繁殖個体数が顕著に減少していることを受け、両種がレッドリストで絶滅危惧種に引き上げられました。生態系への影響や繁殖地の変化が懸念されており、ユネスコの勧告に沿って継続的な調査報告が求められています。政府の具体的な対応方針は現時点では未定です。
