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福井工大、アルテミス宇宙船の電波を受信
要約
福井工大あわら宇宙センターは4月3日未明、アルテミス計画で月へ向かうオリオン宇宙船の電波受信に成功しました。口径13.5メートルの大型アンテナで周波数のズレを測り追跡を行い、観測は11日まで続けられます。
本文
福井工大あわら宇宙センターは4月3日未明、月へ向かう宇宙船からの電波受信に成功しました。同センターは日本の大学で唯一、米航空宇宙局(NASA)の協力局に選ばれており、今回の受信は実運用に近い形で行われた点が注目されています。運用は教職員や学生らが参加して実施され、観測データはNASAに報告されます。観測は11日まで連日行われる予定です。
今回の観測で分かっている点:
・4月3日午前1時40分ごろに約6万7千キロ離れた地点を飛行する宇宙船の電波を捕捉した。
・口径13.5メートルの大型アンテナを用いて周波数を測定し、移動速度に伴う周波数のズレを精密に把握した。
・アンテナは自動制御で宇宙船の追跡を行い、得たデータをNASAに報告している。
・観測は毎日午前1時〜8時ごろに行い、最も遠い地点では約40万キロからの受信にも挑むという。
・運用には教職員や学生約20人が参加し、学生が波形確認などの実務を経験している。
まとめ:
今回の受信成功は、あわら宇宙センターが実運用に近い形でデータ取得と追跡を行えたことを示しています。月探査の本格化に伴う地上局の役割を果たす道が開ける可能性があり、学生にとっては研究や実務経験を深める場になっています。観測は4月11日まで続く予定です。
