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アルテミスIIにルネサスの耐放射線IC採用
要約
有人月周回ミッション「アルテミスII」が2026年4月2日に打ち上げられ、ルネサスの耐放射線IC(旧Intersilブランド)がオリオンとSLSの複数サブシステムに搭載されたと発表されました。これらは電力制御や信号維持、機上計算を支援するとしています。ミッションは10日間の月フライバイを予定しています。
本文
有人月周回ミッション「アルテミスII」は、4人の宇宙飛行士を乗せた宇宙船オリオンを搭載した巨大ロケットSLSが2026年4月2日にフロリダのケネディ宇宙センターから打ち上げられたことが報じられています。同時にルネサス エレクトロニクスは、自社の耐放射線ICがオリオンとSLSの複数のサブシステムに採用されたことを明らかにしました。採用製品は主に2017年に買収した旧Intersilブランドで展開されているもので、JAXAの小型月着陸実証機「SLIM」への採用実績も公表されています。ルネサスは長年にわたり耐放射線デバイスを提供してきた歴史があり、用途に応じたパッケージや多様なデバイス群をそろえていると説明しています。
報じられている点:
・打ち上げは2026年4月2日にケネディ宇宙センターから実施された。
・ルネサスの耐放射線IC(旧Intersilブランド)がオリオンとSLSの複数サブシステムに搭載されていると発表された。
・同社はこれらのデバイスが電力の制御・分配、信号品質の維持、機上コンピューティングを支援すると説明している。
・製品はセラミック+金めっきの従来パッケージに加え、樹脂パッケージにも対応しているとされる。
・同社は有人ミッションに特有の高い耐放射線レベルや極端な温度下でも安定動作する設計であると説明している。
まとめ:
アルテミスIIは約10日間の予定で、オリオンが月をフライバイして地球へ帰還することを目指しています。打ち上げ2日目に自由帰還軌道へ入り、6日に月フライバイ(裏側を回る形)を実施した後、10日目に再突入し太平洋に着水する見込みです。アルテミス計画では、今後の試験やミッションスケジュールが順次示される予定です。
