科学と地球
ニュース一覧へ →PFASと水道法改正
4月施行の水道法改正でPFOS・PFOAが水質基準項目に格上げされ、検査義務と水1リットル当たり合計50ナノグラムの基準が導入されます。ナック(クリクラ)が都内で開催した説明会では、PFASの分解しにくさや体内蓄積による健康リスク、ミネラルウォーター類の管理強化について説明がありました。
ロボットが脳信号でミスを防ぐ
オクラホマ州立大学は、操作ミスを自覚した瞬間に現れる脳信号(エラー関連電位)をEEGで検出し、ロボットが数ミリ秒で停止や減速を行う共有制御システムを発表しました。AIで個人差を補正し、安全ルールで誤動作を抑える仕組みです。
石垣島で学ぶサンゴと地球
issue+designが5月9〜10日に石垣島在住の小学生〜高校生を対象に、シュノーケリングで海を観察し専門家講義やAI(Manus)を使ったサービス開発を行う2日間のスクールを開催します。参加費は無料で定員10名、応募締切は第1次4月10日・第2次4月24日です。
ブルーオリジンの小惑星対策計画
ジェフ・ベゾス氏のブルーオリジンが、NASAのJPLやカリフォルニア工科大と共同で小惑星衝突に備えるNEO Hunterミッションを準備しています。大型輸送機ブルーリングから探査衛星を射出し、まずイオンビームで偏向を試み、不可の場合は高速の衝突による軌道変更を行う計画です。
南極海のベリリウムが語る過去200年
67次南極地域観測隊がトッテン氷河沖でベリリウム(Be)を採水・調査しています。由来の異なる2種類のBeの分布を海水・海氷・堆積物で比較し、過去約200年の環境変化や人為的影響を探る試みです。
南極海でベリリウム観測 過去200年の変化を探る
67次南極地域観測隊が東南極トッテン氷河沖で、海水などに含まれる元素ベリリウム(Be)の分布を調べています。重さが微妙に異なる2種類のBeを海水・海氷・堆積物から採取し、過去約200年の環境変化と人為的影響の検出を目指しています。
福井港に巨大津波観測計を設置
福井地方気象台が坂井市の福井港に巨大津波観測計を設置し、3月23日正午から観測を始めます。水深4メートルの水圧センサーで3メートル超の津波も測れる装置で、能登半島地震を受けた津波監視強化の一環として導入され、全国66の津波予報区で観測が可能になったと伝えられています。
キタブタオザル、雲南の保護区で群れ確認
雲南省の瀾滄江自然保護区で、野生動物用赤外線カメラの映像から国家一級保護のキタブタオザルが群れで活動する鮮明な映像が初めて確認されました。鑑定では個体数が多く群れ構造が安定しているとされています。
公立高校入試で志願倍率が低下
読売新聞の集計で、2026年度の全日制公立高校入試は47都道府県中33道府県で平均志願倍率が1倍を下回りました。山形は0・68倍、東京は1・25倍で、政府の就学支援金拡充により私立高の授業料上限が年45万7200円となったことが私立志向を強めたとみられます。
17世紀の沈没船の一部が海岸に漂着
ドーセット州スタッドランドの海岸でボーンマス大学の研究者が長さ約6メートルの木製残骸を発見。1631年に沈没したとされるオランダ船フェイムの船体の一部と報じられており、年輪年代測定などで確認作業が進められています。
ヘイルメアリー 科学と友情の物語
原作を踏まえた実写化で、完璧ではないもののできる限りを尽くした作品と伝えられています。科学的な「考察⇒実験⇒結果」の循環で太陽の危機に挑み、グレースとロッキーの友情が自然に育まれる構成と、宇宙描写や音楽の評価が高い一作です。一方で原作の一部エピソードは短縮されています。
2つの惑星が激突する瞬間を観測
ワシントン大学の研究チームは、地球から約1万1000光年の恒星ガイア20ehkの周囲で二つの惑星が衝突する様子を望遠鏡で捉えたと報告しました。可視光の暗化と赤外線の急増が一致し、月誕生を説明するジャイアント・インパクト説と類似する点が指摘されています。
光格子時計で暗黒物質探査の基盤を開発
京都大学の研究グループが光格子時計向けの基礎技術を改良し、イッテルビウム原子の格子捕捉などで周波数検出の精度を高めました。論文はネイチャー・フォトニクスに掲載され、暗黒物質や第五の力の探索に役立つ可能性があります。
新燃岳の判定基準を改定
気象庁は、新燃岳を含む全国4火山の噴火警戒レベル判定基準を最新知見を踏まえて見直しました。新燃岳ではレベル2・3の基準が改められ、レベル3ではマグマ由来の二酸化硫黄放出量を「1日当たり数千トン以上」と明記し、レベル2では火山性地震の回数などの数値が実務に即して見直されました。火口周辺は現在レベル2の規制で、去年9月以降噴火はありませんが、引き続き噴火が発生する可能性があると伝えられています。
キタブタオザル、瀾滄江で群れを確認
雲南省の瀾滄江自然保護区で、赤外線カメラが国家一級保護のキタブタオザルの群れを鮮明に撮影したと確認されました。個体は壮健で群れ構造が安定しており、生息環境の改善を示す証拠と伝えられています。
中国の節水が描くグリーン発展
中国は一人当たりの水資源が世界平均の約35%で、持続可能な発展の柱として節水を重視しています。政策や技術で節水関連産業が拡大し、市場規模は約7600億元、27年に1兆元規模に達すると予想されています。
19日 西から天気回復、3連休前半は行楽日和
18日夜から19日の朝にかけて東北〜九州で雨が広がりましたが、前線は東へ離れて西から天気が回復します。20日は高気圧に覆われて晴れる所が多く、21日もおおむね良好。ただ22日以降は前線や低気圧で再び雨の多い日がありそうです。
トカラ列島で新種ムシクイを確認
鹿児島県トカラ列島のムシクイが、伊豆諸島のイイジマムシクイとは約280万〜320万年前に分岐した別種と判明し、新種「トカラムシクイ」として記載されました。DNA解析とさえずり比較が根拠で、研究はPNAS Nexusに掲載されています。
トカラ列島で新種の鳥を確認、トカラムシクイ命名
山階鳥類研究所などの研究チームは、トカラ列島のムシクイ科を新種「トカラムシクイ」と発表しました。全長約12cmで、イイジマムシクイと似るものの鳴き声やDNA解析で280万~320万年前に分岐と判明し、国内での新種確認は45年ぶりです。生息地が狭く個体数が少ないと考えられ、保護が課題とされています。
リュウグウで核酸塩基5種を確認
JAMSTECなどの研究チームは、リュウグウ試料の高精度分析でアデニン・グアニン・シトシン・チミン・ウラシルの5種すべてを検出したと発表しました。HPLC/HRMSとCE/HRMSで交差検証し、6-メチルウラシルやヒポキサンチンなどの含窒素有機分子も同定しています。
三菱電機と東京科学大、ハイブリッドブロックチェーンを開発
三菱電機と東京科学大学は、環境価値取引の信頼性を確保するハイブリッドブロックチェーン技術を世界で初めて開発したと発表しました。水素やCO2、合成燃料の変換価値とその履歴を改ざん困難な形で記録・管理し、既存の非化石証書やJクレジット、I‑RECなどの制度と関連して活用される可能性があると伝えられています。
漢中トキ保護区でクロヅルを初確認
陝西省の漢中トキ国家級自然保護区で、今年の漢江水鳥調査中にクロヅル1羽が初めて確認されました。漢江流域の湿地は越冬する渡り鳥の重要な生息地であり、保護区は調査とモニタリング、啓発活動を強化する計画と伝えられています。
アカモズ、レッドリストで評価上昇
環境省はレッドリストを改訂し、長野県内の果樹園で繁殖する渡り鳥アカモズの評価を「絶滅危惧ⅠA類」に引き上げました。国内の成鳥数は2019年の推定332羽から2022年に184羽に減少したと報告されています。
はやぶさ2の試料で全5種の塩基を検出
海洋研究開発機構などの研究チームは、はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウの試料からDNA・RNAを構成する5種類の核酸塩基(A、G、C、T、U)を検出したと発表しました。約20ミリグラムを解析した成果で、核酸塩基が宇宙で生成され地球に供給された可能性を裏付けるとされています。
春ドライブでしまなみ海道が人気
NEXERとジョイタスの全国1,036名調査によると、地域別にこの春行きたいドライブ先が分かれました。北海道・東北は富士山、関東や中国・四国ではしまなみ海道、近畿は淡路島、九州は阿蘇が上位に挙がりました(調査期間:2026年1月30日〜2月12日)。
脳細胞コンピューター、バイオデータセンター建設を計画
オーストラリアのコーティカルラボが、脳細胞を用いたコンピューターCL1を中心に据えた「バイオデータセンター」建設を計画しています。CL1は20万個のニューロンを育てるチップを搭載し、従来のGPUサーバーより消費電力が小さいとされています。メルボルンで120台、シンガポールでまずは20台の試験導入を想定していると伝えられています。
レッドリスト改訂でタンチョウ・トキのリスク下がる
環境省が6年ぶりに鳥類・爬虫類・両生類のレッドリストを改訂しました。タンチョウやトキは保全活動で評点が下がり絶滅危惧種から外れるか順位が下がった一方、ニホンイシガメなどは新たに絶滅危惧種に入りました。
リュウグウで核酸塩基全5種確認
海洋研究開発機構などの研究チームは、リュウグウの試料からDNA・RNAに必要な核酸塩基の5種すべてを検出したと発表しました。ベンヌでの発見も踏まえ、生命の材料が太陽系内で広く存在することを示唆すると論文は述べていますが、リュウグウに生命があったことを示すものではないとしています。
映画ドラえもん 海底鬼岩城が深海へ
1983年作『のび太の海底鬼岩城』が40年以上を経て『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』として上映中です。水田わさびら主要キャストのインタビューで、シリーズ初の4D上映や進化した海の映像表現、冒険と優しさを重視した作りが語られています。
ナトリウムイオン電池の充電過程を解明
総合科学研究機構や東北大学の研究で、ナトリウムイオン電池の負極材ハードカーボンへのナトリウムの入り込み方が原子レベルで観察され、吸着・層間挿入・隙間充填の三段階が確認されました。材料設計に役立つ可能性があります。
