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トカラ列島で新種の鳥を確認、トカラムシクイ命名
要約
山階鳥類研究所などの研究チームは、トカラ列島のムシクイ科を新種「トカラムシクイ」と発表しました。全長約12cmで、イイジマムシクイと似るものの鳴き声やDNA解析で280万~320万年前に分岐と判明し、国内での新種確認は45年ぶりです。生息地が狭く個体数が少ないと考えられ、保護が課題とされています。
本文
山階鳥類研究所などの研究チームは18日、鹿児島県十島村のトカラ列島に分布するムシクイ科の個体群が新種であると発表しました。論文は米国の国際学術誌に掲載されています。新種は全長約12センチで、冬季は東南アジアへ渡って越冬することが知られています。これまで伊豆諸島のイイジマムシクイと同種と考えられていましたが、詳しい比較が行われました。
報告の要点:
・発表は18日で、研究は山階鳥類研究所などのチームによるものです。
・新種は「トカラムシクイ」と命名され、全長は約12センチです。
・伊豆諸島のイイジマムシクイとは約1000キロ離れた分布で、これまで同種と見なされていました。
・トカラ列島の個体群はわずかに小さく、鳴き声が異なる点が確認されました。
・DNA解析の結果、280万~320万年前に分岐した別種と判断されました。
・イイジマムシクイは環境省レッドリストで絶滅危惧II類に分類されており、研究者はトカラムシクイも生息地や個体数の制約から保護対策が必要だと話しています。
まとめ:
今回の発表は国内で45年ぶりとなる鳥類の新種確認で、生態や保全の評価に影響を与える可能性があります。論文は国際学術誌に掲載されており、現時点での保護措置などの今後の公式な予定は未定です。
