防災を国際的な視点で伝える
静岡文化芸術大の内尾太一准教授が『津波の人類学――海を越えた東日本大震災』を刊行し、東日本大震災の津波被害がチリや米西海岸にも及んだ事例を紹介。被災地の概念を補う「被災圏」を提案し、太平洋両岸の視点で防災を問いかけています。
乳がん増殖を抑える植物由来化合物
岐阜大学などの研究グループが、コウボウムギ由来のKC-Aを計算科学で改良して作製したWH23が、トリプルネガティブ乳がん細胞でアンドロゲン産生の阻害や受容体の減少を通じて増殖を抑えると報告しました。今後、マウスでの有効性検証を進めると伝えられています。
安藤百福大賞に高柳教授 骨免疫学の功績
安藤スポーツ・食文化振興財団の「安藤百福賞」で、東京大学大学院の高柳広教授が2025年度の大賞を受賞しました。高柳氏は破骨細胞分化因子などの分子ネットワークを解明し、骨粗しょう症や歯周病の軽減につながる食品開発への貢献が評価され、賞金は1000万円です。
変形性膝関節症 治療の選択肢広がる
変形性膝関節症の新たな治療として、自分の軟骨細胞を取り出して培養し移植する再生医療が1月から公的医療保険の適用になりました。注射や薬、骨切り術、人工関節と並ぶ選択肢の拡大が報じられています。
母親の更年期が子に影響
国立成育医療研究センターの調査で、母親の更年期障害が重いほど10〜16歳の子どもの抑うつやインターネット依存の傾向が強いとまとめられました。重症の母では子の抑うつリスクが約3.9倍、ネット依存傾向が約6.5倍で、母親の約4人に1人が中等度以上の症状を抱えていますが、受診は約9%にとどまっています。
被災地医療を支えた看護師の教訓
東日本大震災から15年。宮城・石巻赤十字病院は発災後すぐに災害対策本部を立ち上げ、翌日には津波の影響で低体温の患者らが相次ぎ搬送され、救急搬送が1日で1250人を超えた日もありました。看護師の佐々木麻未さんは、その経験を経て災害医療の資格を取得しています。
健康寿命と細胞の最前線
日本アムウェイ主催のセミナーで、ファーマン博士は炎症を可視化する指標「炎症年齢(iAge)」とAI顔解析による予測技術、ウォーカー博士は腸とオートファジーの役割やローズマリー・ジンジャー抽出物の効果を報告しました。年齢だけでなく細胞変化を重視する研究の潮流が示されました。
あすけんが睡眠アドバイス(β版)を提供開始
AI食事管理アプリ「あすけん」は3月13日(世界睡眠デー)から新機能「睡眠アドバイス(β版)」を提供開始します。FitbitやAppleヘルスなどと連携し、食事・運動と睡眠データを統合して影響要因を分析します。2024年の共同調査や厚生労働省の調査を踏まえ、β版で継続的に改善する方針です。
赤ひげ大賞受賞 周産期医療を支える林正医師
第14回日本医師会「赤ひげ大賞」の大賞に、さいたま市大宮林医院顧問の林正医師(93)が選ばれました。産婦人科医として半世紀以上、周産期医療の人材育成に携わり、地域の女性や子どもの健康を見守ってきたことが評価されています。
花粉症、家電設定で差が出る
2026年春は平年より花粉飛散が多いと予測され、飯島康弘院長は家庭内での家電設定や換気・清掃が重要だと指摘しています。エアコンは内気循環やフィルター手入れ、空気清浄機とサーキュレーターの併用、加湿器の湿度管理が有効と伝えられています。
アンソロピック、国防総省を提訴
AI新興企業アンソロピックは、国防総省による「サプライチェーン上のリスク」指定を巡り、指定の取り消しと執行差し止めを求めて米連邦裁に訴えを提起しました。同社は言論の自由と適正手続きの侵害を主張し、政府側の広い法的根拠での指定が政府全体のブラックリスト化につながる可能性があると訴えています。
50歳以降の食事で筋肉を守る
ガブリエル・ライオン氏の著作からの抜粋で、50歳を過ぎると筋肉量が年1〜2%程度減少すると伝えられています。記事は中高年に高タンパクな食事と筋力トレーニングが筋肉維持に役立つとし、低タンパクの食事への慎重な見方を示しています。
精神疾患の専門治療、初診からオンラインで保険適用へ
厚生労働省は、通院が困難なうつ病などの精神疾患患者を対象に、初診から専門的な精神療法をオンラインで受けられるようにし、6月の診療報酬改定で公的医療保険を適用する方針を示しました。自治体と医療機関の連携や保健師の関与、向精神薬の処方制限が条件とされています。
スーパーエイジャーの秘密はニューロン新生か
成人でも新しいニューロンが生まれるかは長年の論争です。2026年2月の論文は、高齢でも記憶力が優れる「スーパーエイジャー」に未熟な新しいニューロンが多い可能性を示し、過去1年で2本目の支持研究として注目されています。ただし専門家の合意は得られておらず、証拠の検出は難しいと伝えられています。
頭頸部がんに光免疫療法、県内2病院で
光免疫療法の保険診療が滋賀医科大付属病院と淡海医療センターで始まりました。対象は再発や手術不能の頭頸部がんで、薬剤投与の後に近赤外光を照射してがん細胞を壊します。副作用に患部の強い痛みや遮光の必要があり、必要に応じて最大4回まで実施できると伝えられています。
アイフレイルに注意 緑内障の前触れかも
スマホの文字が読みづらい、夕方に見えにくいなどの違和感は「アイフレイル」と呼ばれる病気の一歩手前の状態の可能性があります。緑内障との関連や若年の近視でのリスク、検査の重要性が医師により指摘されています。
喫煙目的の飲食店、3割超が主食提供
改正健康増進法の例外に当たる喫煙目的施設を対象とした都道府県調査で、3割超の飲食店が本来認められていない米飯やパンなどの主食を提供していることが厚生労働省の公表で分かりました。バーやスナック以外に居酒屋や食堂も含まれると伝えられています。
広田レオナ、肺せんがんが寛解しました
俳優の広田レオナがインスタグラムで肺せんがんの寛解を報告しました。63歳の誕生日に約39年ぶりの店訪問や夫からの手紙に触れ、手術や支援への感謝をつづっています。今後はストレスと食事に気をつける意向と伝えられています。
嚥下食でリンゴの味わいを再現
長野市の管理栄養士・板倉麻希さんが、長野県産リンゴを主材料にした嚥下食スイーツ「りんごYOKAN」を開発。見た目を残しつつ舌で崩れる食感を目指し、施設提供や出張カフェでの提供、商品化も進めています。
SNSと育児情報の実情
妊娠・育児でSNSやネット検索に頼る筆者が、アルゴリズムで不安を煽る関連投稿が増えた体験を記します。善意の拡散でも危険な情報が広がる可能性があり、筆者は監修のある情報源を優先するようになったと伝えられています。
難聴と認知症の関係
中年期の難聴を放置すると、10年後の認知症発症リスクが2倍になるとする報告が示されています。聴覚低下が脳に影響する可能性や、東京女子医科大学の水足邦雄氏の見解を伝えます。
侍ジャパン ベンチのダルビッシュユニホームにタッチ
侍ジャパンはC組首位で一次突破し、準々決勝をマイアミに移して臨むことになりました。合宿に参加したダルビッシュ有の背番号11ユニホームがベンチに飾られ、選手が登板前に手を当てる場面が報じられています。
放射線診断医とAIの役割
国立がん研究センター東病院の放射線診断科長が、画像診断と画像下治療の役割を説明しています。読影で良性・悪性の判断や病変範囲の把握が治療方針に影響し、生検や肝動脈化学塞栓療法など低侵襲治療を行っていると伝えられています。記事は人工知能との比較にも触れています。
力士と糖尿病の実情
現役の力士は稽古量と筋肉量の影響で食後の血糖上昇が抑えられる傾向がある一方、内臓脂肪や脂肪肝、運動量の低下で糖尿病のリスクが高まる可能性があると糖尿病専門医が説明します。増量時の注意点も示されています。
岡田紗佳と役満ボディーの作り方
プロ雀士でモデルの岡田紗佳が都内で2026年度卓上カレンダー発売記念イベントに出席。カレンダーで割れた腹筋を披露したが、特別な筋トレはしておらず、運動アレルギーを持つと説明。普段はピラティスや食事で体形を保っていると述べた。
新潟に不整脈専門クリニック開院
医療法人社団大志会は、不整脈治療に特化した「東京ハートリズムクリニック新潟」を2026年4月1日に新潟市東区で開院します。診断から治療・術後管理まで一貫提供し、19床やカテーテルアブレーション室、当日検査可のCTなどを備え、循環器専門医不足への対応を目指します。
学校のトイレに生理用品を常備
花王の「学校のロリエ」は学校のトイレに生理用品を設置する取り組みで、生徒の急な生理時の不安を減らす狙いです。導入事例や運用方法、月経教育の必要性について関係者が語っています。
食で被災地を応援 15年の節目
東日本大震災からまもなく15年、食を通じた支援が各地で続いています。きっかけ食堂や『東北食べる通信』、JRの福興弁当などの取り組みがある一方、漁業・農業は震災前の水準に戻らず生産者の不安定さが残っています。
白米半分で血糖値スパイク回避
昼食後の眠気やだるさは、山田悟氏が『糖質疲労』と呼ぶ食後高血糖や血糖値スパイクが関係すると指摘しています。記事はロカボ(1食20〜40gの糖質)を紹介し、主食を半量にしてタンパク質・脂質を多めに取る食べ方や、食後血糖値の測定方法を取り上げています。
中川さんの闘病、夫のために
中川桃子さんは寛解から約5年半後の2017年8月に白血病が再発し、結婚後に治療を再開しました。入院中は幻覚や視力の異常が続き、転院後に視神経の萎縮が確認され、回復は難しいと説明されたと伝えられています。今後、視覚障害後の生活について改めて取材する予定です。
