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コメ転作補助金を見直し 高温耐性品種導入などを要件に
要約
農林水産省は2027年度適用を想定し、水田活用の直接支払交付金の見直し案を固めました。加工用や輸出向けのコメでは高温耐性品種の導入や肥料の効率化を要件とし、再生二期作の取り組みなども対象とします。補助は地域や面積当たり収量に応じて変え、支援対象の拡大と財源確保が課題となる可能性があります。
本文
農林水産省は「水田活用の直接支払交付金」の2027年度適用を想定した見直し案をまとめ、自民党の委員会で示しました。見直しの狙いは加工用・輸出向けのコメや麦・大豆といった作物の収量底上げによる生産性向上です。高温に強い品種導入や肥料の効率的な使い方を要件に盛り込む方針が示されています。補助の具体的な水準は27年度予算の編成で詰める見込みです。
要点:
・農林水産省が水田活用の直接支払交付金の見直し案を固め、2027年度の適用を想定している。
・加工用や輸出向けのコメでは高温に強い品種の導入や効率的な肥料使用を求める方針。
・1回の田植えで2回収穫する再生二期作の取り組みなども対象に含める。
・麦や大豆では収量が多い品種の導入を求める方向で検討している。
・補助額は地域の特性と面積当たり収量を基準に変え、平均収量を上回るほど補助額を上げ、下回る場合は支援しない方向で検討している。
・5月にまとめる新たな水田政策に盛り込み、補助水準は予算編成で詰める予定であり、支援対象の増加に伴う財源確保が課題となっている。
まとめ:
見直し案は品種や栽培方法の変更で収量を高め、生産性向上を図ることを目指しています。補助の対象や金額は地域や収量で差をつける想定で、5月の政策取りまとめや27年度予算の編成過程で具体策が決まる見込みです。現時点では補助の水準や最終的な対象範囲は予算編成で詰められる予定です。
