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宇宙用原子炉で開発目標 トランプ政権
要約
米大統領府の科学技術政策局が、軌道上と月面への投入を目標に宇宙用原子炉の開発方針を関係省庁に通知しました。中出力をまず設計し、2030年代に100キロワット超の高出力利用を目指すとしています。軌道は早ければ2028年、月面は2030年を想定しています。
本文
米大統領府の科学技術政策局(OSTP)は14日、軌道上と月面に原子炉を投入するための開発目標を関係省庁に伝えました。まず中出力の宇宙用原子炉の設計を進め、2030年代には100キロワット以上の高出力原子炉の利用を目指す方針です。NASAと国防総省が民間企業と連携して設計と実証試験を行い、米エネルギー省が研究・燃料面で支援する体制を想定しています。政権は宇宙領域での優位性確保を目的に、設計競争の実施など具体的な手続きを指示しています。
報じられている点:
・OSTPが関係省庁に開発目標を通知した(発表日: 14日)。
・OSTPトップがNASAと国防総省に核分裂式原子炉の設計コンペ実施を指示した。
・米エネルギー省は研究開発と核燃料の確保を支援する役割を担うとされる。
・まず中出力を設計し、2030年代に100キロワット超の高出力を目指す計画である。
・中出力は軌道で3年以上、月面で5年以上にわたり最低20キロワットを維持する性能目標が示されている。
・軌道投入は早ければ2028年、月面投入は2030年を目標としている。
まとめ:
今回の指示によりNASAや国防総省、エネルギー省が連携して宇宙用原子炉の設計・実証に進む見込みです。月面での長期間の電力確保が目的とされ、軌道や月面への投入時期は2028年や2030年が示されていますが、詳細な工程や試験日程は現時点では未定です。
