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インフィニオン、TLVR搭載のAI向け電源モジュール発表
要約
インフィニオンはTLVRインダクタを統合した4相パワーモジュール「TDM24745T」を発表しました。9×10×5mmの小型パッケージで2A/mm超の電流密度を実現し、出力コンデンサ容量を最大50%削減できるとしています。ピーク320A対応で同社のAIサーバー向け電力エコシステムに組み込まれる見込みです。
本文
インフィニオンは、TLVR(トランス・インダクタンス電圧レギュレータ)を統合した4相パワーモジュール「TDM24745T」を発表しました。AIデータセンターではGPUやAIアクセラレータの性能向上に伴い消費電力が増加しており、高効率かつコンパクトな電力供給のニーズが高まっています。TDM24745Tは次世代AIプロセッサや大電流を必要とするマルチプロセッサプラットフォームを想定して設計されているとしています。製品は同社の電力供給エコシステムにシームレスに統合されると説明されています。
報じられている点:
・製品名はTDM24745Tで、TLVRインダクタ、4つのパワーステージ、デカップリングコンデンサを9mm×10mm×5mmに集積している。
・パッケージ当たりで2A/mmを超す電流密度を実現しているとされる。
・TLVRアーキテクチャにより、必要な出力コンデンサ容量を最大50%削減できると同社は説明している。
・最大320Aのピーク電流容量に対応するとしており、次世代AIプロセッサへの適用を想定している。
・OptiMOS-6 MOSFETやチップ埋め込み型の統合、独自磁性体の採用で効率と熱特性を改善しているとされる。
・同社のエンドツーエンドなAIサーバー向け電力供給エコシステムに統合される見込みである。
まとめ:
TDM24745Tは高電流密度と小型化を両立する設計を目指す製品として紹介されています。設計者は出力コンデンサの削減や省スペース化を通じてシステム全体の効率改善やTCOの低減につなげられる可能性があるとされています。製品の供給時期や詳細な仕様の公開状況は現時点では未定です。
