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草津白根山、引き下げは慎重に
要約
気象庁は8日、草津白根山(湯釜付近)について山体の膨張や火山ガスの変化が「少しずつ鈍化、停滞している」と説明しました。CO2の割合は高い状態が続いており、警戒レベルを1に引き下げる判断は「もう少し様子を見る必要がある」としています。火山性地震の発生状況や火口周辺おおむね1キロの警戒も示されています。
本文
気象庁は8日、長野・群馬県境の草津白根山のうち湯釜付近の白根山について見解を示しました。山体の膨張や火山ガスの成分比が「少しずつ鈍化、停滞している」と報告しつつ、二酸化炭素の割合は依然として高い状態が続いているとしています。噴火警戒レベルを現行の2から1へ引き下げるかどうかは「もう少し様子を見る必要がある」と述べています。発表は3月の全国の火山概況に関する記者会見後の取材での説明に基づいています。
報じられている点:
・湯釜東の観測点で、火口湖湯釜付近の浅い部分の傾斜変動は1月以降に鈍化していること
・火山ガス中で硫化水素に対する二酸化炭素(CO2)の割合が高い状態が続いていること
・火山性地震は6日が3回、7日が1回、8日は午後3時までに1回観測されたこと
・気象庁は湯釜火口からおおむね1キロの範囲で大きな噴石への警戒を呼びかけていること
・同庁は明確に火山活動が低下していると示す傾向は出ていないと説明していること
まとめ:
今回の発表は山体膨張の鈍化と火山ガス組成の高いCO2比率という両面の観測を示しています。観光や周辺地域の状況への影響は注目される点であり、気象庁は引き続き監視と定例の火山解説情報の発表を続けています。警戒レベルの変更については気象庁が「もう少し様子を見る必要がある」としており、現時点では未定です。
