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モンゴルで最古の大型恐竜足跡発見
要約
岡山理科大とモンゴルの研究機関の共同チームが、サイジュラハ地域で約1億2000万年前の大型恐竜の足跡化石を発掘しました。竜脚類や大型獣脚類の複数の足跡が確認され、同国で現存する恐竜化石としては最古とされます。研究成果は国際学術誌に掲載され、今夏に追加調査が予定されています。
本文
岡山理科大とモンゴル科学アカデミー古生物学研究所などの共同研究チームは、モンゴル北部サイジュラハ地域で約1億2000万年前と推定される大型恐竜の足跡化石を発掘したと発表しました。調査は2024年6月から2025年6月に実施され、見つかった化石は同国で確認されている恐竜化石の中で最も古いと伝えられています。今回の発見は、これまで空白地帯とされてきた地域の生息域をめぐる研究に寄与するとして注目されています。
報告されている主な点:
・発掘地はモンゴル北部のサイジュラハ地域で、発掘は2024年6月〜2025年6月に実施された。
・足跡化石は縦約7メートル、横約5メートルの範囲で見つかっている。
・ティタノサウルス形類とみられる竜脚類(推定全長約15メートル)2頭の足跡18個が確認された。
・ユウティラヌスに代表される大型獣脚類(同約8メートル)の少なくとも5頭の足跡13個と、周辺に約15個の足跡もあった。
・地層の火山灰に含まれる成分比から約1億2000万年前と推定され、足跡の入り乱れから当該場所は恐竜の交通路だった可能性があるとされている。
・約70年前に同地域で足跡が報告された記録があったが、詳細な調査は行われておらず“空白地帯”になっていたと伝えられている。
まとめ:
今回の発見は、同年代の大型恐竜の生息域がモンゴルを含めてどのように広がっていたかを考えるうえでの手掛かりになると研究者は見ています。研究成果は国際学術誌に掲載され、研究チームは今夏に周辺で追加の現地調査を行う予定としています。
