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人型ロボット、中国が先行 日本は部品技術で挽回へ
要約
中国勢が出荷で先行し、智元機器人は累計生産1万台と伝えられています。企業の導入意欲は4割超で、日本はNECらの協力や部品産業の参入促進、日立の継続学習などで巻き返しを図っています。
本文
フィジカルAIの代表例として人型ロボットが注目されています。米中で盛り上がる一方、かつて先行していた日本は影が薄くなっているとの指摘があります。導入を望む企業は4割を超えており、いわゆる「幻滅期」に注意する声もあります。日本では独自AI開発や部品産業の市場参入促進で巻き返しを図る動きが進んでいます。
報じられている主な点:
・智元機器人(AgiBot)は出荷台数で世界首位とされ、累計生産台数が1万台に達したと発表しています。
・同社はLLMと画像情報を組み合わせたVLAモデル構築に向け、人間が動作を教える学習拠点を整備し、複数拠点での大規模なデータ収集を進めていると伝えられています。
・ハード面ではドローン産業由来の部品供給網が強みとされ、日本企業は供給網の差を意識しています(試作期間の差などが指摘されています)。
・日本側の取り組みとして、AIロボット協会(AIRoA)ではトヨタのHSRを使って約7万時間のデータを集める計画があり、データの質向上を目指すとしています。
・日立は学習で成功したロボットの自己動作データを次の学習に引き継ぐ「継続学習」を開発し、学習時間や作業時間の短縮例を示しています。
まとめ:
中国の台頭に対し、日本はAI基盤の構築や部品産業の参入促進、継続学習などで対応を進めています。業界団体や企業がデータ収集やモデル開発を強化する計画が示されている一方で、全体の優劣や対応の時期は現時点では未定とされています。
