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モバイルGNSSの新アドバンスドモデル登場
要約
NTTドコモビジネスは高精度測位サービス「モバイルGNSS」のアドバンスドモデルを提供開始しました。センサーフュージョンを用いて遮蔽環境での測位乱れを抑え、バッテリー駆動時間を約2倍に延長、nanoSIM対応や外部アンテナ端子の追加など機能改善を図っています。
本文
NTTドコモビジネスは、RTK測位技術を核とする高精度位置測位サービス「モバイルGNSS」の新しいアドバンスドモデルを提供開始したと発表しました。従来はビル街の反射やトンネルの出入り口などで衛星信号が乱れ、測位精度が不安定になる課題がありました。新モデルではセンサーフュージョンを導入し、これら一時的な遮蔽環境下でも安定した測位を目指しています。今回の提供は既存のスタンダードモデルと併存する形となります。
新モデルで示された点:
・RTK測位に加え、端末の姿勢・方位・角速度を算出する9軸センサーの情報を組み合わせて測位精度の乱れを抑制する機能を搭載。
・外部GPSアンテナ端子を新たに備える設計となっている。
・バッテリー駆動時間はスタンダードモデルと比べて約2倍に延長されている。
・より高性能なLTEモジュールを採用し、通信面の安定化を図っている。
・内蔵eSIMからカード型のnanoSIMに変更し、ドローンなど飛行体への搭載が可能となっている。
・外部給電時に物理ボタン操作なしで電源のON/OFFを外部電源に合わせて切り替えられる仕様となっている。
まとめ:
アドバンスドモデルは、建設・鉄道・放送・電力・公共などで利用されているモバイルGNSSの測位安定性を高めることを狙いとしています。4月4日放送の番組でTBSテレビの協力を得て効果検証が行われ、遮蔽エリアでの測位乱れの抑制が確認されたと伝えられています。提供開始は既に発表されており、今後の追加の公式発表や日程については現時点では未定です。
