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天皇ご一家、大熊町で住民と懇談
要約
東日本大震災から15年の節目に、天皇ご一家が福島県大熊町の小中一貫校「学び舎ゆめの森」を訪問し、帰還した住民や移住者と懇談しました。震災当時の体験や移住後の農作業の話題に触れ、富岡町の展示施設や浪江町の道の駅も視察しました。
本文
東日本大震災から15年を迎え、天皇、皇后両陛下と長女の愛子さまが7日に福島県大熊町を訪問しました。ご一家は町立の小中一貫校「学び舎ゆめの森」を見学し、中学生の授業を通じて町の復興に向けた取り組みを把握されました。大熊町は町域の約半分が帰還困難区域となっている一方で、教育方針に共感して移住する人も増えている点が背景にあります。ご一家はその後、震災の教訓を伝える施設や道の駅も視察されました。
主なやり取り:
・「学び舎ゆめの森」で中学生の授業を見学し、町の復興について話す授業の様子を見られました。
・町民3人との懇談では、震災当時の体験や避難生活についての話がありました。
・震災当時に福島第一原発で警備に当たっていた土屋繁男さん(77)は当時の心境を振り返り、両陛下は「大変な状況でしたね」と気遣いの言葉をかけられました。
・避難先から沿岸部の情報を発信し続けた野口美佐子さん(63)には天皇陛下がねぎらいの言葉をかけられ、和歌山県から移住してキウイを栽培する原口拓也さん(26)とは収穫の話題に触れられました。
・ご一家は富岡町の展示施設や浪江町の道の駅も視察し、夜に新幹線で帰京されました。
まとめ:
今回の訪問では、学校教育や地域の取り組みを通じて復興や移住の動きが改めて示されました。震災当時の経験や現在の生活の話が直接交わされた点が特徴です。ご一家は視察ののち夜に帰京され、今後の公的な訪問予定については現時点では未定です。
