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温暖化と人口減の見通し
要約
スパコンを用いた気候モデルの計算で、2100年に東京で最高43.3度など極端な高温が示されています。報告では、上昇を産業革命前比で2度以内に抑えるには2070年までにCO2排出をゼロにする必要があるとしています。モデル改良や他分野との連携が進んでいます。
本文
気候の将来を計算する取り組みが進んでいます。環境省が示した資料では、2100年の夏に東京で最高気温が43.3度に達し、全国で40度超が相次ぐとされる予測が含まれています。計算には海洋研究開発機構の「地球シミュレータ」など高度なスーパーコンピューターが用いられ、結果は多くの研究機関の協力で得られています。気候モデルは年ごとに改良され、自然科学だけでなく土地利用や電力需要といった社会的要素も取り入れられています。河宮未知生上席研究員は他分野との連携の重要性を指摘しています。
報告で示された点:
・2019年の政府資料などで、2100年の極端な高温事例(東京43.3度、全国140地点で40度超)が示されていること。
・海洋研究開発機構の地球シミュレータを含むスパコン群と、内外28機関の協力で長期間の気候計算が行われていること。
・気候モデルは太陽放射や地形、植生、大気成分など物理的要素に基づき改良され、近年は土地利用やエアコン需要など社会側の要素も加味されていること。
まとめ:
長期の気候予測は極端な高温の頻度増加や電力需要の変化といった社会的影響を示唆しています。報告では、産業革命前からの気温上昇を2度以内に抑えるために2070年までにCO2排出をゼロにする必要があるとされており、現時点で政策や具体的な実行計画の詳細は未定と伝えられています。
