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「はたらく細胞」と学ぶ小児がんVR
要約
広島大病院が人気漫画『はたらく細胞』と連携したVRゲームを開発しました。仮想空間でキャラクターと協力してがん細胞を倒し、細胞や抗がん剤のクイズで治療や体の仕組みを学べる設計です。効果を検証し、小児がん拠点病院で無料利用の体制整備を目指すとしています。
本文
広島大病院が人気漫画『はたらく細胞』のキャラクターと連携したVRゲームを開発しました。子どもたちが自分の病気や体の仕組み、治療の意義を理解しやすくすることを目的としています。病院は効果を検証するとともに、将来的に小児がん拠点病院などで無料利用できる体制を整える計画としています。企画には小児外科の佐伯勇診療准教授が関わり、制作資金は寄付で賄われました。
発表の要点:
・開発したゲームは「はたらく細胞VR」と呼ばれ、360度のVRゴーグルを用いる仕様です。
・プレーヤーは白血球や赤血球などのキャラクターと協力して仮想空間のがん細胞を倒し、細胞や抗がん剤に関するクイズも出題されます。
・企画は佐伯勇診療准教授の発案で、出版元の講談社の許可を得て制作され、広島市内のゲーム会社が開発を担当しました。開発費は約2000万円が寄付で集められたとされています。
・3月31日に同病院で体験会を実施し、入院経験のある小学生らが参加して感想を述べています(「体内に入ったみたいで楽しかった」など)。
・病院は効果の検証を進め、拠点病院での無料提供に向けた体制整備を目指すと発表しています。
まとめ:
このVRゲームは、治療を受ける子どもが自身の病気や治療の仕組みを理解する一助を目指す取り組みです。親子の会話のきっかけになったという声も報告されており、病院は効果検証と導入体制の整備を続けるとしています。現時点では利用開始の時期は未定です。
