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イタリアのテリトーリオの底力
要約
安西洋之氏が共著で参加した『イタリア流テリトーリオの底力』の構想と担当章の背景を整理しています。戦後の工業三角地帯から地方の産業集積へと移る歴史や、食・観光やラグジュアリー分野の台頭、ピエモンテ州ランゲ地方におけるデザイン文化の関わりを中心に述べています。
本文
安西洋之氏は共著者の一人として新刊『イタリア流テリトーリオの底力』に参加しています。ミラノ在住の視点から、戦後のイタリア産業がジェノバ・ミラノ・トリノの三角形に依拠していたこと、その後1980年代以降に地方の産業集積が存在感を強めた経緯を整理しています。書籍は農業・食文化からデザイン・ファッションまで幅広く扱い、編者は木村純子氏と陣内秀信氏です。安西氏は自身の担当章でピエモンテ州ランゲ地方における「デザイン文化」を取り上げています。
本書で描かれている主な点:
・書名は『イタリア流テリトーリオの底力』で、編集は木村純子氏と陣内秀信氏です。
・戦後はジェノバ・ミラノ・トリノの工業三角地帯が中心でしたが、1980年代の転換で地方の産業集積が台頭しました。
・1951年に500人以上の企業割合が25.6%だったのが、1981年には19.5%、2001年には9.6%になったとの記述があります。
・食や観光を起点とする地域振興やラグジュアリー分野の新展開が今世紀に花開いた点が指摘されています。
・安西氏はランゲ地方のデザイン文化を担当章で扱い、コモ湖周辺のシルク産地の写真使用など出逢いのエピソードにも触れています。
まとめ:
地域に根ざす産業集積とテリトーリオ(領域)の重なりが、本書を通じて再評価される傾向が示されています。書籍は間もなく書店に並ぶと伝えられており、今後の関連イベントや追加の発表については現時点では未定です。
