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ヤマハ発動機、オルガノイド試験を6週間に短縮
要約
ヤマハ発動機はハブ・オルガノイドとの共同研究で、細胞ピッキング&イメージング装置「セルハンドラー」を用いた抗がん剤のオルガノイド評価で、試験期間を約13週から約6週に短縮し、必要試料量を25分の1に削減できると論文で報告しました。再現性の向上も確認されています。
本文
ヤマハ発動機は、オランダのハブ・オルガノイドとの共同研究の成果を発表しました。研究では同社の細胞ピッキング&イメージングシステム「セルハンドラー」を用いて、患者由来オルガノイドを選別・移送し抗がん剤の効果を評価しました。これにより従来の手作業での工程を自動化し、試験の効率化を図っています。関連成果は国際学術誌に論文として掲載されています。
報告された主な点:
・共同研究は2021年2月から2024年12月にかけて実施された。
・共同研究の相手はハブ・オルガノイドで、患者由来のオルガノイドを用いた評価を行った。
・セルハンドラーは目的のオルガノイドを選んで試験用部材に移動させる工程に使われた。
・試験所要期間は従来の約13週間から約6週間に短縮された。
・必要なオルガノイド数は従来の約25分の1に減少し、評価精度と再現性の確保が報告された。
・ 研究成果は国際学術誌「NPJ Biomedical Innovations」に掲載されている。
まとめ:
今回の発表では、装置導入による工程の効率化と再現性改善が示されました。ヤマハ発動機は多様ながん種や患者サンプルへの応用や、製薬企業での前臨床評価や橋渡し研究での活用を目指すとしています。現時点では具体的な実用化時期は未定です。
