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医学生の地方勤務意向、診療科で差
要約
メックが第120回医師国家試験受験者を対象に実施した調査で、地方勤務に抵抗感があると答えた割合は27.2%でした。皮膚科や麻酔科で抵抗感が高く、理由は生活利便性や家族事情、キャリア不安などが上位に挙がっています。
本文
メックは第120回医師国家試験受験者を対象とした意識調査の結果を発表しました。調査は2026年2月7日から3月15日にWebで実施され、9,980名に案内して2,583名から有効回答が得られました。調査は地方勤務への抵抗感や診療科別の傾向を把握することを目的に行われています。背景として、医療の地域間格差や生活・家族面の不安が意識に影響していると伝えられています。
報告された主な点:
・地方勤務に抵抗感があると答えた受験者は27.2%だった。
・抵抗の理由は生活利便性(68.0%)、家族・パートナーの事情(42.8%)、教育・キャリア不安が3割超だった。
・診療科別では皮膚科49.1%、麻酔科45.5%、眼科38.2%で抵抗感が高い傾向があった。
・研修先選びで重視された項目は雰囲気・人間関係(25.0%)、勤務地・生活環境(19.3%)、指導体制(18.0%)だった。
まとめ:
調査は医学生の意識が医師の地域偏在に関係する一因である可能性を示しています。生活利便性や家族・教育環境、キャリア形成への懸念が地方勤務の受け止め方に影響している点が示されました。メックは来年度以降も同様の調査を継続し、AIを活用した学生と研修先病院のマッチング支援を進める計画と伝えられています。
