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月裏側の「牛の目」を観測へ
要約
アルテミス計画の宇宙船オリオンが日本時間7日に月の裏側へ回り込み、直径約900キロの円形地形「東の海(ブルズアイ)」の全貌を肉眼で確認する可能性が高いとNASAが見ています。観測は将来の有人探査の訓練も兼ねています。
本文
アルテミス計画に参加する米航空宇宙局(NASA)の有人宇宙船オリオンが、日本時間7日に月の裏側へ回り込み、巨大な円形地形「東の海(ブルズアイ)」の観測を行う見通しです。東の海は直径約900キロのくぼ地で、外側に三重の輪状の山並みが広がる特徴があり、太陽系での天体衝突の歴史を探る手掛かりとされています。今回の観測では太陽・月・宇宙船の位置関係により月の裏側の一部が照らされ、窓から肉眼で全体を確認できる条件になるとNASAは説明しています。観測は将来の有人月探査に向けた観察や撮影の訓練の一環にも位置付けられています。
観測で報じられている点:
・日時と機体:日本時間7日にオリオンが月の裏側へ回り込み観測する予定であると伝えられています。
・照明条件:観測時に太陽・月・宇宙船の位置関係がそろい、月の裏側の約2割が照らされるとNASAが見ている点。
・地形の特徴:東の海は直径約900キロの大きなくぼ地で、外側に三重の輪状の山並みがある点。
・既往の観測:1967年の無人月周回機の撮影で三重の輪状地形が確認されている点。
・観察の意義:人が窓から直接見ることで写真だけではわかりにくい地形や色の細かな違いが識別できるとNASAは指摘している点。
まとめ:
今回の観測は科学的な知見の拡充と、有人月探査に向けた訓練の双方に位置付けられています。観測は日本時間7日に実施される予定で、詳しい結果や追加の公式発表はNASAの案内による見込みです。現時点ではその後の具体的な日程は未定です。
