← ニュースAll
ナフサとは 身近な物の原料
要約
ナフサはプラスチックやラップ、液体洗剤などの原料となる石油由来の液体です。政府は直ちに問題ないとする一方、ホルムズ海峡の封鎖が続けば食品容器や医療資材の不足につながる可能性があると専門家は指摘しています。
本文
ナフサの役割と背景:
ナフサは無色の液体で、ポリエチレンやポリスチレンなどの原料となり、レジ袋や食品トレイ、液体洗剤など日常品の素材につながります。原油を加熱して分留する工程でガソリンの副産物として生成され、分解してエチレンなどの基礎化学品に加工されます。政府は現時点で「直ちに問題はない」としていますが、ホルムズ海峡の封鎖が長引くと供給懸念が強まることが報じられています。
報じられている点:
・ナフサは原油の約10%の副生成物で、ガソリンは約31%、軽油は約25%などとされています。
・日本は原油の9割超を中東から調達し、精製済みナフサの輸入も3分の2超が中東由来で、実質的な中東依存度は約8割とされています。
・韓国が輸出禁止措置を取っており、非中東の調達先が縮小しています。
・経済産業省は4月に米国やペルーなどからの輸入を拡大し、中東以外からの調達を増やす見通しとしています。
まとめ:
ナフサは多くの身近な製品の原料であり、輸入構造が中東に依存している点が注目されています。政府は当面の混乱はないと述べていますが、供給環境の長期化が懸念されるため、調達先の多様化などの対応が進められていることが報じられています。現時点で先の見通しは未定です。
