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採用面接の問い直し ガクチカと学び
要約
新卒採用で定番の「ガクチカ」重視に疑問が示され、学生の学業で培われるポータブルスキル「学ポタ」を評価する考えが紹介されています。ガクチカの脚色や生成AI活用の実態、企業側の真偽確認の難しさも指摘されています。
本文
新卒採用で定番になっている「ガクチカ(学生時代に最も力を入れたこと)」の重視に対し、見直しを促す議論が紹介されています。辻太一朗氏は、学生が最も時間を費やす学業について問うべきだと述べ、大学での出席管理やゼミでの討論、課題提出が評価される点を挙げています。一方、曽和利光氏は、ガクチカが評価軸になることで脚色が生じやすく、調査では多くの学生が脚色しているとの回答があったと指摘しています。著作では、学業場面に表れるポータブルスキル「学ポタ」を評価する手法が有効だとしています。
報じられている点:
・企業がガクチカを重視した結果、学生がガクチカ向けの経験に注力する傾向があると指摘されている。
・大学の学業には出席管理やゼミでの討論、課題評価などがあり、学び自体が重要な経験であるとされている。
・調査では7割以上の学生がガクチカを脚色しているとする回答が得られたと報告されている。
・生成AIを用いてガクチカのエピソードを作るケースが増えていると指摘されている。
・企業側にガクチカの中身の真偽を確認する手立てが乏しいことが問題として挙げられている。
まとめ:
ガクチカ重視の採用慣行が学生の行動や面接の実態に影響を与えている点が指摘されています。学業での学びを示す「学ポタ」を評価する考えが提案されている一方で、ガクチカの脚色や生成AIの利用、真偽確認の難しさが課題になっています。今後の具体的な制度変更や企業側の対応については現時点では未定です。
