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iPS細胞の製品が仮承認、住友ファーマとクオリプス
要約
住友ファーマとクオリプスが3月6日、iPS細胞由来の再生医療製品で厚生労働省の条件・期限付き承認を取得しました。住友の『アムシェプリ』はパーキンソン病、クオリプスの『リハート』は重度心不全が対象で、iPS由来製品の実用化は世界で初めてとなります。本承認に進むかは今後の審査やデータ提出しだいと伝えられています。
本文
山中伸弥教授が2007年にiPS細胞の作製に成功してから約20年、iPS細胞を活用した再生医療の実用化に向けた動きが本格化しています。3月6日、住友ファーマと大阪大学発のクオリプスが、それぞれ厚生労働省から条件・期限付き承認(仮承認)を取得したと発表しました。これらはiPS細胞由来の医療品として世界で初めての仮承認と報じられています。再生医療は政府の重点政策分野にも挙げられており、注目が集まる状況です。
今回の要点:
・3月6日に住友ファーマとクオリプスが厚生労働省の条件・期限付き承認を取得したと発表した。
・住友ファーマの製品『アムシェプリ』はパーキンソン病の運動症状改善を想定した医療品である。
・クオリプスの『リハート』は重度心不全患者向けのiPS細胞由来心筋シートである。
・両社の仮承認はiPS由来製品の実用化として世界で初めてとされる。
・再生医療は政府の戦略分野に含まれる一方、開発途中で撤退した例もあり、武田薬品が2026年2月に関連研究から撤退したと報じられている。
まとめ:
今回の仮承認は、患者の治療選択肢や医療分野の研究開発に影響を与える可能性がありますが、本承認に進むためには今後の審査や追加データの提出が重要になります。現時点では最終的な承認時期や詳細は未定です。
