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MWCで見えた衛星通信と生成AIの潮流
要約
MWC2026がバルセロナで開かれ、来場者は10万人超となりました。会場では衛星通信や生成AI、6Gが注目され、スペースXはStarlink Mobileの利用者数や年内の拡大計画を示し、日本勢もNTTや楽天が基調講演で動きを示しました。
本文
世界最大の携帯技術見本市「MWC2026」が3月初めにスペイン・バルセロナで開かれ、昨年と同様に10万人を超える来場がありました。開催期間中に米国とイスラエルによるイラン攻撃と重なり、一部の中東企業が出展を断念するなどの影響が伝えられています。会場では衛星通信や生成AI、第6世代通信規格(6G)といった技術が関心を集め、複数の企業が今後の展開を示しました。日本からはNTTが7年ぶりにグループ共同で出展し、島田明社長が同社トップとして基調講演を行いました。
会場で示された主な点:
・スペースXのショットウェル社長が登壇し、Starlink Mobileは約1600万人の利用者がいると説明し、年末に約2500万人を目指す計画を示した。
・スペースXは技術的に世界32カ国で約17億人が利用可能と述べ、ウクライナの通信事業者と提携して一部地域の通信を支えていると説明した。
・スターリンク・モバイルはKDDIが「au Starlink Direct」として日本で提供しているほか、低軌道衛星(約340km)を使う点が紹介された。
・楽天の三木谷氏は基調講演で楽天シンフォニーの仮想化技術と、ASTスペースモバイルと連携してスマートフォンへ直接つながる衛星通信サービスを今年後半に開始する計画を表明した。
まとめ:
今回のMWCでは衛星通信や生成AIが主要テーマとなり、既存の地上回線を補完する技術への関心が高まりました。スペースXはユーザー拡大の具体的目標を示し、楽天やASTの連携も発表されていますが、各サービスの詳細な展開スケジュールは項目によって異なり、現時点では未定の部分もあります。
