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FSP1阻害でがん細胞の自滅に前進か
要約
学術誌ネイチャーに掲載された2件の研究で、フェロトーシス抑制タンパク質FSP1を阻害すると、マウスのがん腫瘍の成長が遅くなると報告されました。ハーバード大とNYUのチームは腫瘍縮小や生存期間の延長を確認した一方で、人間での有効性はまだ不明です。
本文
2件の論文(2025年11月発表、ネイチャー掲載)で、研究者らはフェロトーシス抑制タンパク質FSP1を標的にする手法を検討しています。FSP1は細胞が自己破壊する過程であるフェロトーシスを抑える働きを担っており、その機能を無効化すると細胞が死滅しやすくなるとされています。ハーバード大学とニューヨーク大学の研究で、生きたマウスのがん腫瘍にFSP1阻害を行うと腫瘍成長が遅くなる結果が得られました。これらはがん治療につながる可能性を示す初期段階の研究です。
