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聴導犬、県内で初めて貸与
要約
県内で初めて聴導犬が導入され、2歳の雌犬グレースが3月15日に認定されて呉市の会社員・鶴村美恵子さんに貸与されました。補助犬は全国で浸透に課題があり、聴導犬は全国で約52頭にとどまると伝えられています。
本文
耳の不自由な人の周囲の音を知らせる聴導犬が、県内で初めて導入されました。3月15日に2歳の雌犬「グレース」が正式に聴導犬として認定され、1月中旬から生活をともにしている呉市の会社員・鶴村美恵子さんに貸与されました。聴導犬は盲導犬や介助犬と同じ補助犬に位置づけられ、国の指定団体で訓練・認定された犬が希望者に貸し出されます。育成や支援に関わる団体は、今回の導入が聴導犬への理解や認知を深めるきっかけになることを期待しています。
今回の要点:
・聴導犬グレースは2歳の雌犬で、3月15日に聴導犬として正式認定された。
・貸出先は呉市の会社員、鶴村美恵子さん(64歳)で、1月中旬から同居している。
・グレースは日常で音が鳴った際に鶴村さんに駆け寄って知らせる役割を担っている。
・3月25日に訓練費用の支援団体らが参加して県庁で貸与式が行われた。
・厚生労働省の調査では、盲導犬は全国で約768頭ある一方、聴導犬は約52頭で活動は13都府県にとどまると伝えられている。
・補助犬利用者の約半数が飲食店などで同伴を断られる経験があるとされる。
まとめ:
聴導犬の県内初導入は、個々の生活での安全や安心に影響する出来事として受け止められています。社会的な理解はまだ十分とは言えず、入店時の同伴拒否などでトラブルにつながる可能性があるとされています。今後も育成や啓発活動が続けられる見込みで、聴導犬に関する相談は広島ハーネスの会が火・木曜日の午前11時~午後4時に受け付けていると案内されています。
