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AIニュース 3/9–3/27:Sora終了と新展開
要約
3月9日〜27日の主要AIニュースを整理します。OpenAIは動画生成アプリ「Sora」を終了しつつ、軽量モデルGPT-5.4 mini/nanoを発表。Googleは音楽生成やリアルタイム音声で更新を行い、Anthropicは研究組織設立やPC操作機能を公表しました。
本文
3月9日〜27日にかけて、複数の主要企業が生成AIの提供方針や新モデル、研究組織の発表を行いました。OpenAIは動画生成サービスの終了を決める一方で、軽量化したGPT-5.4シリーズを投入してエージェント型利用の実用化を進めています。Googleは音楽生成と音声対話の性能改善を中心に発表し、Anthropicは社会影響研究の強化とPC操作機能を公開しました。これらは生成の長尺化やリアルタイム性、エージェント連携といった潮流を示す動きとして注目されています。
主な発表と特長:
・3月11日:Anthropicが「The Anthropic Institute」を設立し、政策・倫理・経済など横断的にAIの社会的影響を長期研究する計画を示しました。
・3月17日:OpenAIが「GPT-5.4 mini」と「GPT-5.4 nano」を公開。miniは400kのコンテキスト対応や高スループットを特徴とし、nanoは低遅延・低コスト用途向けに設計されています。
・3月23日:AnthropicがClaudeの新機能「Computer use」を公開。画面認識とマウス・キーボード操作でPCを直接制御する機能を研究プレビューで提供しています(macOS版、Pro/Max向け)。
・3月24日:OpenAIが動画生成AI「Sora」の一般向けアプリとAPIの提供終了を発表。背景として莫大な計算コストや著作権リスクが挙げられ、計算コストは1日1500万ドルとも推測されると報じられています。既存の提携(ディズニーとの契約)は解消されたと伝えられています。
・3月25日:Googleが音楽生成モデル「Lyria 3 Pro」を発表し、生成尺の拡大(最長3分)や楽曲構造指定、生成楽曲への電子透かし「SynthID」埋め込みなどの機能を示しました。
・3月26日:Googleがリアルタイム音声対話モデル「Gemini 3.1 Flash Live」を発表し、雑音除去や話者ニュアンス理解の向上、90以上の言語対応などを謳っています。
まとめ:
今回の一連の発表は、生成AIの機能深化と事業運営の現実的制約が同時に表面化した局面といえます。Soraの終了はコストや権利面の課題を浮き彫りにし、OpenAIは軽量モデルでエージェント運用を強化しています。GoogleやAnthropicは音楽・音声・PC操作など実用領域の拡張を進めており、今後の正式なスケジュールや運用詳細については各社の案内が待たれます。
