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レアアース規制に備え、易解体で自動車リサイクル
要約
中国の輸出規制を受け、電動化で高まるレアアース需要を背景に自動車リサイクルの重要性が増しています。住友ベークライトは加熱で外しやすくなるエポキシ系接着剤を開発し、解体工程の効率化を図っています。EUのELV規則案では2032年・2036年に段階的なリサイクル比率引き上げが見込まれます。
本文
中国のレアアース輸出規制を背景に、資源確保への関心が高まっています。電動化の進展でEVやHEV向けの駆動モーターに用いられるネオジム磁石の需要が増えると見られ、使用済み製品からの回収を含めたリサイクルの重要性が増しています。こうした状況を受けて、自動車の解体工程を効率化する易解体技術が注目されています。
報じられている点:
・中国の輸出規制を背景にレアアース確保への関心が高まっている。
・EVやHEVの駆動モーターにはネオジム磁石が多く用いられ、ネオジムやジスプロシウムが重要材料になっている。
・使用済みモーターから磁石を取り外してレアアースを回収する取り組みが進んでいる。
・EUのELV管理規則案では2032年にプラスチックの15%、2036年に25%への引き上げが予定され、その一部を使用済み車両由来とする枠組みが盛り込まれている。
・住友ベークライトは加熱により解体しやすくなるエポキシ系の固定材と接着剤を開発している。
まとめ:
自動車の電動化に伴いレアアースの需給や材料回収の重要性が高まっています。易解体接着技術は解体にかかる時間やコストの軽減につながる可能性があり、リサイクル工程の効率化に寄与すると伝えられています。EUの規制案は2032年・2036年の段階的な比率引き上げを見込んでおり、今後の制度運用や技術の普及が注目されます。
