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妊娠中に取りたい3栄養素
要約
淀川キリスト教病院の谷均史医師は、妊娠中に意識したい三つの栄養素としてビタミンD、食物繊維(特に海藻の水溶性)、マグネシウムを挙げ、食材例や調理法、食中毒の注意点、体重管理にも触れています。コラムは今回で担当交代となります。
本文
初めての妊娠を迎えた人の相談をきっかけに、淀川キリスト教病院の谷均史医師が妊娠期の食生活について説明しています。産後健診で母親の体調不良や便秘の訴えが多いことから、妊娠中からの栄養指導の重要性を感じているとのことです。特に多くの女性に不足しがちな三つの栄養素に着目して解説しています。コラムは今回で谷さんの担当が終わる旨も伝えられています。
指摘されている点:
・ビタミンD:カルシウム吸収を助け骨や筋力の成長に関わり、日光で体内合成も可能です。マイタケやキクラゲなどのキノコ類に多く、脂溶性のため油を使った調理が向いているとされています。
・食物繊維(特に水溶性):妊娠中は便秘になりやすく、水溶性食物繊維を含む海藻類(モズク、メカブ、アオサなど)が便を軟らかくし、腸内で酪酸が作られて免疫機能に影響する可能性があると述べています。徳之島での食生活の観察にも触れています。
・マグネシウム:筋肉や神経、骨の維持に関わるミネラルで、疲労感や睡眠の質などと関連があるとされます。ホウレンソウ、玄米、ヒジキ、小麦胚芽、豆類、豆腐などに含まれると説明しています。
・食中毒や体重管理の注意:生の魚介や生卵、ナチュラルチーズなどの非加熱食品を避けることや、体重の過度な増加に配慮する点に触れています。
まとめ:
谷医師はビタミンD、海藻などの水溶性食物繊維、マグネシウムの三点を中心に、妊娠中の母体の健康維持と胎児の成長を支える栄養の重要性を説明しています。具体的な食材例や調理法、食中毒への注意が示されており、コラムの担当交代と次回掲載予定(「子育て応援団」は第4土曜掲載)についても案内されています。
