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苫東バイオマス発電所が営業運転開始
要約
北海道電力が一部出資する苫東バイオマス発電所が2026年2月13日に営業運転を開始し、3月26日に記者向け公開が行われました。出力5万kW、年間約3.4億kWh(約12万世帯分)を想定し、主に東南アジアから輸入した木質ペレットを燃料とします。
本文
北海道電力の一部出資で進められてきた苫東バイオマス発電所が完成し、2026年2月13日から営業運転を開始しました。建設は2022年8月に着手され、3月26日に発電所で記者向けの公開・説明会が開かれています。発電所は北海道苫小牧市の東部に位置し、同社の苫東厚真発電所に近接しています。事業主体は北海道電力とエクイスグループ出資の苫東バイオマス発電合同会社で、安定的な発電を目指す施設として整備されています。
主な確認点:
・営業運転開始日:2026年2月13日で、3月26日に記者向け公開が実施されました。
・規模と出力:事業用地は約4万7,000平方メートル、発電出力は5万kW、年間発電量は約3.4億kWh(約12万世帯分相当)です。
・燃料と調達:主に東南アジアなどから輸入する木質ペレットを使用し、調達品はFSCやPEFCなど第三者認証を取得したものを想定しています。代替燃料としてPKS(パームヤシ殻)も想定されています。
・設備と設計:循環流動層ボイラー(製造:アンドリッツ)、蒸気タービン・発電機(製造:シーメンス)などを採用し、寒冷地対応の建屋設計が行われています。
・運用体制:港での荷揚げ後に陸送して数週間分を貯蔵する仕組みが整えられており、北海道電力側は営業運転開始後の運転・燃料調達は順調と説明しています。
まとめ:
この発電所は天候に左右されにくい再生可能エネルギーとして安定供給に寄与することが期待されており、苫東厚真発電所で進める水素・アンモニア・CCUSなど次世代エネルギー事業との連携の可能性も示されています。今後の具体的な連携計画や追加の公式発表については、現時点では未定と伝えられています。
