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南極観測船が描く海底地形図
要約
67次南極地域観測隊はトッテン氷河沖での集中観測を終え、豪州へ北上しながら未踏の海域で夜通し海底地形の調査を行いました。現地の音波観測は衛星より細かな谷や浅瀬を把握でき、収集したデータは他の観測や今後の観測地点選びに活用されます。
本文
67次南極地域観測隊は豪州と南極を2往復する計画で、レグ1は2月末に終了し、レグ2には朝日新聞の杉浦奈実記者が同行しています。東南極のトッテン氷河沖での集中観測を終えた後、隊は豪州へ向けて北上していますが、観測活動は続いています。26日夜から27日朝にかけては未踏の海域で夜通し、船底から音波を発して海底地形の調査を行いました。海氷の少ない今シーズンは従来入れなかった海域の情報が得られたと伝えられています。
現地で確認された点:
・67次南極地域観測隊が豪州と南極を2往復する計画で、レグ1は終了している。
・トッテン氷河沖での集中観測後、北上中に未踏海域で海底地形の調査を実施した。
・海上保安庁の金子直道さんが音波機器の画面を使い地形の変化を確認した。
・今シーズンは海氷が少なかったため、従来行けなかった海域のデータを取得できた。
・人工衛星では大まかな水深推定が可能だが、現地観測の方が細かな谷や浅瀬の把握に適している。
・得られた海底地形データは船の航行や他の観測で活用されている。
まとめ:
収集した海底地形データは、航行上の安全確認だけでなく、海底近くで行う観測の計画や次の観測地点の選定にも使われます。観測隊は豪州に向かっており、今後の公式な発表や次の予定については現時点では未定と伝えられています。
