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慶應発AIが外科支援
要約
慶應義塾大学医学部発のスタートアップDireavaが、術中画像を解析して外科医と対話し行動を示すAI「サージカルVLM」を開発しました。専門医監修のデータで学習し、2月20日に慶應義塾大学病院で胃がん手術の実証を行い、2026年中の事業化を目指すとしています。
本文
慶應義塾大学医学部発の医療系スタートアップDireavaは、術中の画像を認識・分析し外科医とやりとりして次の行動を示すAI「サージカルVLM」を開発したと発表しました。開発には手術中の写真と状況説明を組にしたデータを用い、日本の専門医が監修しているとしています。同社はこの方式でAIの誤情報(ハルシネーション)のリスクを低減したと説明しています。2月20日に慶應義塾大学病院で実施した実証実験では、胃がん手術で活用され、同社の評価では手術の進行を正確に把握したとしています。
報じられている点:
・Direavaが3月27日にサージカルVLMの開発を発表したこと
・術中画像から臓器や患部を認識し、外科医と対話して次の行動などを示す機能があること
・独自の基盤モデルに写真と説明文を組にしたデータを学習させたこと
・データは日本の専門医が監修し、ハルシネーションリスクの低減を図ったとされること
・2月20日の慶應義塾大学病院での胃がん手術で実証実験を行い、同社は進行把握や技術教育への寄与を報告していること
・開発は経済産業省とNEDOの支援プロジェクト「GENIAC」の補助を受けていること
まとめ:
今回の発表は術中の画像解析と対話機能を組み合わせたAIの開発事例として報じられています。企業側は外科医の育成支援や手術支援を見込んでおり、対応症例の拡大や操作性向上を進めて2026年中の事業化を目指すとしています。現時点での詳細な普及時期や適用範囲は未定とされています。
