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家電で避難指示音声 神栖で実証実験
要約
神栖市は15日の避難訓練でシャープの空気清浄機やリンナイの給湯リモコンから避難指示音声を配信する実証実験を実施しました。防災無線が室内で聞こえにくい場面を補う狙いで、結果を踏まえ各メーカーが実用化を目指すと伝えられています。
本文
神栖市は15日の避難訓練で、家電を使った避難指示音声の実証実験を行いました。今回の試みは防災無線が屋内で聞こえにくい場面を想定し、市と家電メーカーが連携して行ったものです。シャープ製の空気清浄機やリンナイ製の給湯リモコンなど、発話機能を備えインターネット接続できる機器に市担当者の録音音声を流しました。避難所ではQRコードを使った電子受付の実証も併せて実施されています。
報じられている点:
・実験では空気清浄機と給湯リモコンから「震度6強を観測しました」などの避難指示音声が流れた。・大津波警報を知らせる音声も流れ、対象者が徒歩で避難した。・市内の市民宅3か所と災害対策本部などで実施し、機器はインターネット経由で発話した。・給湯リモコンは浴室などでも音声を聞ける利点があるとされる。・避難所での電子受付実験や、訓練参加者数の推移(今回1364人、震災翌年は約1万7000人)にも触れられている。・実証の結果を踏まえ、各メーカーが実用化を目指すと伝えられている。
まとめ:
今回の実証は日常的に使う家電を通じて災害情報を伝える可能性を確認する試みと位置付けられます。生活圏での情報受信を補完する点が期待される一方で、自治体全体への導入時期や運用方法は現時点では未定です。
