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双柳長江大橋と鳥・スナメリの保護
要約
武漢と鄂州を結ぶ双柳長江大橋は、漲渡湖湿地を跨ぎ渡り鳥やスナメリへ配慮した設計で建設されました。防音壁や単径間吊橋の採用、排水のスマート監視などの対策が講じられ、竣工検査を通過したと伝えられています。
本文
双柳長江大橋は長江中流の湖北省・武漢市新洲区と鄂州市を結ぶ橋で、全長はメインラインで約35.043キロ、大橋部は約1.6キロです。建設区間は武漢漲渡湖湿地自然保護区を通過し、渡り鳥の飛行経路やスナメリの生息域と重なります。設計・施工段階で生態影響を抑えるための検討が重ねられ、開通前に各種の環境対策が導入されました。橋は竣工検査を通過していると報告されています。
報じられている点:
・双柳長江大橋は武漢と鄂州を結び、メインラインの全長は約35.043キロで大橋部は約1.6キロである。
・漲渡湖湿地自然保護区を通過するため、渡り鳥保護のための完全密閉式防音壁(長さ約400メートル、高さ約6.38メートル、幅約34メートル)を設置した。
・主橋は川中に橋脚を立てない単径間の鋼箱桁吊橋を採用し、水中工事を避ける設計とした。
・工期中は水生生物の活動期を避けた作業計画を実施し、橋桁は工場で分割製造して船舶で運搬・据付けた。
・排水は流量スマート監視装置で自動識別し、雨水や油分と事故時の排水を分ける貯留槽を備えている。
・中国科学院の調査では、着工当初の数頭から現在は約20頭程度と報告されるまでスナメリの個体数が増えているとされる。
まとめ:
双柳長江大橋では渡り鳥やスナメリへの影響を抑えるため、防音壁や単径間橋の採用、施工時期の配慮、排水監視など複数の措置が取られています。竣工検査は通過しており、開通後は武漢新洲区から鄂州までの所要時間が短縮される見込みです。具体的な開通日程は現時点では未定と伝えられています。
