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男女の賃金格差、25年は最小
要約
厚生労働省の2025年賃金構造基本統計で、男女間賃金格差は76.6と前年から0.8ポイント改善し、比較可能な1976年以降で最小になりました。一般労働者の平均賃金は34万600円で過去最高となり、若年層では大学卒の20〜24歳で男女差がほぼなくなっています。
本文
厚生労働省が24日発表した2025年の賃金構造基本統計調査では、男女間賃金格差が前年から縮小し、比較可能な1976年以降で最小になったと報告されています。女性の正社員化や役職者の増加が背景として挙げられており、幅広い産業で賃上げが波及したことが平均賃金の押し上げにつながっています。調査は25年6月の賃金を対象に、常用労働者が10人以上の5万2242事業所の回答を集計したものです。
主な数値:
・男女間賃金格差は76.6で、前年から0.8ポイント上昇した。
・一般労働者の平均賃金は34万600円で前年から3.1%増、過去最高となった。
・男性は37万3400円(2.8%増)、女性は28万5900円(3.9%増)だった。
・若年層では大卒の20〜24歳で男性26万7400円に対し女性26万0400円とほぼ同水準だった。
・企業規模では大企業を基準に中小企業の賃金水準が相対的に低下している。
まとめ:
賃金全体の上昇と女性の正社員・役職者の増加が、男女間の賃金格差縮小に寄与していると見られます。一方で企業規模による格差は開いており、業種や規模による扱いの差が残っています。今後の追加の詳細公表や分析は現時点では未定です。
