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電子カルテAI要約が広がる
要約
電子カルテの記録を生成AIで要約するシステムの導入が進んでいます。兵庫医科大病院などでは診療記録作成が短縮され、退院サマリーの作成時間も大幅に減っていると伝えられています。一方、医師の最終確認や安全管理の整備が求められています。
本文
医療現場で電子カルテの要約を生成するAIシステムの導入が広がっています。患者との会話を録音して文字起こしし、生成AIで約1000字に要約する仕組みや、退院時のサマリーを自動化するシステムが実運用されています。導入により書類作成の時間短縮や患者への説明の丁寧さ向上が期待されているため話題になっています。導入の広がりに伴い、精度や個人情報管理を巡る対応が重要になっています。
報じられている点:
・兵庫医科大病院はスマートフォンで録音した会話を文字起こしし、生成AIで約1000字に要約するシステムを導入している。
・開発企業medimoによれば、2024年以降で1000か所以上の医療機関に導入されているとされる。
・篠原副院長は患者1人分の記入作業が従来の10~15分から「5秒」で終わるようになったと話している。
・名古屋医療センターは富士通Japanのシステムで退院サマリー作成を短縮し、作成時間が平均28分から8分になったと報じられている。
・医師による内容確認や病院内ネットワークでの運用、厚生労働省の安全管理指針の整備が求められている。
まとめ:
AIによる要約は書類作成の負担軽減や患者説明、転院時の情報共有に寄与していると報じられています。導入事例は全国で増えており、JCHO大阪病院が今年6月に導入する予定です。一方で精度や個人情報の管理、医師の最終確認といった体制整備が引き続き課題とされています。
