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心臓移植の新基準、余命1カ月以内の60歳未満を優先
要約
日本循環器学会と日本心臓移植学会は4月1日から、脳死ドナー由来の心臓移植で余命1カ月以内と予測される60歳未満を最優先とする新たな選定基準を運用します。両学会が毎月審査し、施設ごとの1A枠は前年実績の2割までとされます。
本文
日本循環器学会と日本心臓移植学会は23日、心臓移植の選定基準を見直し、4月1日から新しい運用を始めると発表しました。新基準では、脳死ドナーからの心臓移植を希望する待機患者のうち、余命が1カ月以内と予測される60歳未満を最優先にあっせんする枠を設けます。狙いは緊急性の高い患者の順位を上げ、待機中の死亡を減らすことです。
運用上のポイント:
・厚生労働省の改定で最優先枠「1A」を新設している。
・主な対象は人工心臓を装着できず長期待機が難しい拘束型心筋症などの患者で、装着後の合併症や再移植が必要なケースも含むとされている。
・両学会が毎月合同で認定審査を行い、施設ごとの1A患者数は前年の移植実績の2割までとする。
まとめ:
新基準は短期間で急速に病状が悪化する患者を優先する仕組みで、待機中の死亡減少を目指すとされています。審査は毎月行われ、運用開始は4月1日です。現時点では長期的な影響は未定です。
