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心臓移植の新基準 60歳未満の余命1か月を最優先
要約
日本循環器学会などは、脳死者の心臓移植で余命1か月と予測される60歳未満の患者を最優先とする新基準を4月から運用すると発表しました。2025年の待機患者数は798人、移植件数は117件で、従来は待機期間の長さが優先されていました。選定は同学会の審査部会が行う予定です。
本文
日本循環器学会などは3月23日、脳死者から提供される心臓移植の対象選定で、余命1か月と予測される60歳未満の患者を最優先とする新基準を4月から運用すると発表しました。従来は待機期間が長い患者が移植を受けやすい基準となっており、今回はより緊急度の高い患者を優先することで救命につなげたいとしています。日本臓器移植ネットワークによれば、2025年の心臓移植の待機患者数は798人で移植件数は117件にとどまります。同学会の審査部会が新基準に基づき対象を選定する見込みです。
報じられている点:
・新基準は、余命が1か月と予測される60歳未満の患者を最優先とすることを示しています。
・補助人工心臓の装着が困難で死亡リスクが高い患者が対象で、補助人工心臓を着けて待機中に病状が悪化した場合も優先されます。
・基準見直しは厚生労働省が2024年10月に決め、対象の最終選定は同学会の審査部会が行う予定です。
まとめ:
新基準は4月から運用が始まる予定で、緊急度の高い患者を優先する枠組みに変わります。2025年の待機状況や移植件数が示すように供給は限られており、長期的な影響は現時点では未定です。今後の選定は同学会の審査部会で行われる見込みです。
