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FRBウォラー、利下げ撤回 原油高で警戒
要約
FRB理事のウォラー氏は2月の雇用統計の弱さを受け当初は利下げを主張するつもりだったが、米・イスラエルによるイラン攻撃で原油価格が高騰し、インフレ長期化を懸念して利下げ主張を撤回したと述べました。原油高はコアインフレに影響する可能性があるとしています。
本文
ウォラーFRB理事は、17─18日のFOMCでは当初の利下げ支持から方針を転じ、金利据え置きを支持したと述べています。背景には、2月の非農業部門雇用者数の予想外の減少があった一方で、米・イスラエルによるイラン攻撃やホルムズ海峡の実質的な閉鎖を受けた原油価格の高騰があるとしています。ウォラー氏はエネルギー価格の上昇とその継続がインフレを長引かせる懸念を強めたと語っています。FRBは大規模かつ長期の原油ショックを看過できないとして、状況を見極める姿勢を示しています。
報じられている点:
・ウォラー氏は当初、2月の雇用統計の弱さを受け利下げを主張するつもりだったと明かした。
・ただし、イラン攻撃などを受けた原油価格の高騰でインフレ長期化のリスクが高まったと述べた。
・原油高が数か月続けばコアインフレに影響を及ぼす可能性があると指摘した。
・FRBは現時点で慎重な姿勢を取り、今年後半に予想される利下げ開始まで情勢を見守る考えを示している。
まとめ:
原油価格の動向がインフレ見通しと金融政策の判断に影響を与えている点が今回の焦点です。経済への影響の大きさや持続期間によっては物価動向が変わる可能性があり、FRBは今後の展開を監視するとしています。利下げの開始時期については現時点では未定です。
