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JAPANローミングで災害時の通信を確保
要約
ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社が4月1日からJAPANローミングを開始します。大規模災害時に生き残るキャリアが他社回線を受け入れ、フル方式と緊急通報のみ方式を使い分けて通信継続を図ります。速度は最大300Kbpsに制限され、端末設定や発動条件、MVNO対応に課題が残るとされています。
本文
キャリア4社が4月1日に開始するJAPANローミングは、大規模災害や大規模通信障害時に、通信が断たれた事業者の利用者を他社が一時的に受け入れて通信を継続させる枠組みです。導入の議論は、2022年のKDDI大規模障害以降に進められてきました。運用は災害発生時などに限定される見込みで、提供方式は状況に応じて使い分けられます。制度化により、電話番号の利用や音声・データの最低限のやりとりができるようにすることが目的です。
提供方法:
・参加するのはドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社で、サービス開始日は4月1日です。
・ローミングは「フルローミング方式」と「緊急通報のみ方式」の2方式に分かれます。
・フルローミングでは、被災した事業者の利用者が生き残る事業者の基地局に接続しますが、認証や制御は原則として利用者の契約事業者側のコアネットワークで行われます。
・ローミング時のデータ通信は送受信ともに最大300Kbpsに制限され、動画視聴や大容量ダウンロードは難しい想定です。
・端末設定や発動条件の周知方法、MVNOの取り扱いなどに不透明な点が残ると伝えられています。
まとめ:
JAPANローミングは被災地での最低限の通信確保を目的に制度化され、4月1日から運用が始まる予定です。速度制限や基地局の受け入れ容量の問題があり、動画など高帯域の利用は想定されていません。端末側の設定や発動条件の周知、MVNOへの対応などは現時点では未定の部分があり、今後の具体的な運用ルールや説明が注目されます。
