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日本人の認知症 1位は難聴と報告
要約
ランセットの報告などを基に、認知症に関わる14の修正可能なリスク因子が示されました。世界では約45%が理論上予防可能とされ、日本の分析では合計約39%で、最も寄与するのは難聴、次いで運動不足と報告されています。
本文
認知症のリスク因子を巡る国際的な研究が注目されています。記事は、ランセットの常設委員会が示した報告や、それを日本のデータで再評価した研究を紹介しています。脳トレなどの効果は明確な証拠が不足していると記されており、代わりに複数の研究を総合した解析に基づく因子が示されています。これらは生活習慣や環境に関係する「修正可能な因子」として整理されています。
報告で示された主な点:
・ランセットの報告で14の修正可能なリスク因子が示され、世界では約45%が理論上予防あるいは発症遅延の対象になりうると推計されていること。
・日本の分析では修正可能因子の合計寄与は約39%とされ、世界推計よりやや低い結果になっていること。
・日本では難聴の寄与が最も大きく、運動不足が続くと報告されていること。補聴器の使用が進行を遅らせる可能性を示す研究もあると記されています。
・LDLコレステロール高値、糖尿病、高血圧、喫煙、過度の飲酒など血管・代謝に関わる因子も無視できない割合を占めていること。
まとめ:
記事は、認知症のリスクが複数の生活習慣や感覚・環境要因に分布していることを示しています。日本では難聴と運動不足の寄与が相対的に大きいとされ、血管・代謝関連の因子も重要な位置を占めています。今後の詳細な公的な発表や新たな解析の予定については、現時点では未定とされています。
