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「もの忘れ」と認知症の違い
要約
認知症専門医・繁田雅弘氏の解説。もの忘れは加齢の範囲か認知症かで区別が必要で、日常生活への支障の有無が最大の違いとしています。ヒントで思い出せるか、段取りの維持、継続性の3点が目安です。
本文
認知症と日常的なもの忘れの違いについて、認知症専門医の繁田雅弘さんが解説しています。年齢に伴う記憶の変化は個人差があり、忘れることそのものが直ちに病気を意味するわけではないとしています。重要なのは、忘れの程度が生活全体にどのような影響を与えているかを見極めることです。この記事は、家族が判断するための目安として整理した内容です。
判断の目安:
・忘れること自体は必ずしも病気ではなく、加齢による範囲のことがあるとしています。
・認知症では「昨日の献立を忘れる」ではなく「食事をしたこと自体を忘れる」など、体験そのものが抜け落ちることがあると指摘しています。
・記憶が取り出せないのは、海馬などの情報の整理・検索機能が不安定になっている場合があると説明しています。
・見分けるための3つのチェックは、①ヒントで思い出せるか、②生活の段取りが保たれているか、③症状が継続しているか、の点です。
・認知症は単一の病名ではなく原因は多岐にわたり、症状や経過は個人差が大きいとしています。
まとめ:
もの忘れと認知症は区別して理解することが大切です。初期には記憶よりも段取りの乱れが目立つことがあり、ヒントで思い出せるかや生活の段取り、継続性が判断の手がかりになると記事は伝えています。診断や経過には個人差があり、受診を検討する際の目安になるとされています。2040年に認知症の人が増える見込みと伝えられています。
