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PPA・自己託送で気象予測に変化
要約
太陽光発電でFIPやPPA、自己託送の導入が進み、発電事業者側にも高精度の発電量予測が求められるようになりました。インバランス料金の仕組みや個別メガソーラー向けの精細な予測、蓄電池の充放電計画など、気象予測サービスの対応拡充が報じられています。
本文
太陽光発電の売電手法がFIT中心からFIPやPPA、自己託送へと広がる中で、気象予報サービスの活用のあり方が変わってきています。以前は系統側が需給バランス維持のために高精度な予測を重視していましたが、PPAや自己託送では発電事業者側にも事前の計画値報告と実績との差に基づく料金負担が発生します。そのため、発電量予測の精度がより重要になり、事業者が切迫感を持って気象予報サービスを利用する流れが出ています。気象サービス側も、広域での包括的な予測から個別メガソーラー単位の高精度予測や、蓄電池の充放電計画に資するサービスへと対応を進めていると伝えられています。
報じられている点:
・2020年ごろまではFIT案件が多く、系統側での高精度予測の重要性が増していた。
・FIPやPPA、自己託送では発電事業者が送電量の計画値を事前報告し、30分単位で実績とのズレが生じるとインバランス料金が発生する仕組みがある。
・この仕組みの普及により、発電事業者側でも高精度な発電量予測が求められるようになった。
・予測の対象は地域全体から個別メガソーラーレベルに細分化され、比較的安価で精度の高いサービス需要が増えている。
・日本気象協会などは余剰電力予測、PPAにおける需要予測、卸市場の価格予測、蓄電池の充放電計画といった先進的サービスを拡充して対応に注力していると伝えられている。
まとめ:
太陽光の売電スキーム変化に伴い、気象予測の重心が系統全体から個別発電所単位へと移りつつあります。これにより気象サービスの提供内容や価格帯にも変化が出ており、蓄電池運用などと組み合わせたサービス拡充が進んでいます。今後の公的な予定や詳細な導入時期については現時点では未定です。
