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家族の外食は誰が決める?親と子の意見のすり合わせ
要約
学童期前半(6〜9歳前後)は学校という社会への適応が進み、家庭での偏った経験を調整する機会になると藪下遊さんは指摘します。給食が怖いと感じる事例などを挙げ、外食の店選びで親子が意見をすり合わせる経験が子どもの発達に関わると伝えています。
本文
子どもが学童期前半に入ると、学校という集団の中で外界との調和が求められるようになると藪下遊さんは述べています。家庭では子どもの好みに合わせやすい一方で、その偏りが学校生活との間に段差を生むことがあると指摘しています。実例として、こども園でのビュッフェ形式の食事経験が小学校の給食を怖いものにした事例が紹介されています。本稿は藪下遊『スクールカウンセラーは何を見ているのか』(ちくまプリマー新書)の一部を再編集したものです。
主なポイント:
・学童期前半(6〜9歳前後)は学校での協力や妥協が課題になるとされています。
・家庭での偏った経験は学校との「段差」を生み、子どもの戸惑いにつながる可能性があると伝えられています。
・こども園のビュッフェ形式が、給食を怖いと感じる事例につながった例を紹介しています。
・大人の一方的な押しつけや、子どもの言いなりの関わりはいずれも我慢や自己犠牲を招くおそれがあるとされています。
・外食の店選びで親子が順番や感謝を経験することが、外界との調和を学ぶ機会になると述べられています。
まとめ:
この記事は、学童期の発達と家庭・学校の役割の違いが子どもの社会性に影響することを整理しています。外食での店選びなど身近な場面が意見をすり合わせる練習になる点が指摘されており、影響は家族関係や学校での適応に及ぶと考えられます。なお、藪下遊さんの著書『スクールカウンセラーは何を見ているのか』が3月10日に発売予定と伝えられています。
