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ケルヒャーの日本戦略、農業と産業に着目
要約
ケルヒャージャパンの挽野元社長が就任後初めて記者会見を行い、2026年の業務用製品戦略で農業と産業を重点分野に据える方針を示しました。温水高圧洗浄やロボット化、ノンケミカル洗浄剤などで衛生と省力化を目指し、農業分野の市場シェアを2030年に30%へ拡大する計画を明らかにしました。
本文
ケルヒャージャパンの挽野元氏は、2026年2月1日付で代表取締役社長に就任し、横浜の本社で初の記者会見を行いました。会見では、同社の新たな中期戦略「Strategy 2030」の初年度にあたり、業務用製品で「農業」と「産業」を重点分野にする方針を説明しました。挽野氏は人材や企業文化の重要性に触れつつ、清掃を通じた社会価値の創出を掲げています。これに合わせて、温水高圧洗浄やロボット化、環境配慮型洗浄剤などを通じた事業展開を進めるとしました。
発表された主な点:
・挽野元氏が2026年2月1日付で代表取締役社長に就任し、初の記者会見を実施した。
・2026年度は「Strategy 2030」の初年度で、業務用製品の重点分野に農業と産業を挙げた。
・農業分野では「衛生×省力化」を掲げ、温水高圧洗浄で洗浄効果50%向上、作業時間と水使用量を35%削減すると説明した。
・2025年の国内農業清掃機器市場シェアは17%で、2030年に30%への拡大を目標にするとした。
・産業分野ではロボット掃除機の比率をフロアケア事業で現在の5%から25%へ引き上げる方針を示した。
・ノンリンスECO「RM764 N」やASFなどの技術を挙げ、洗浄剤や排水処理面での環境配慮や循環型の取り組みも説明した。
まとめ:
挽野社長は温水高圧洗浄や無人化といった技術を軸に、農業と産業での衛生管理や省力化に貢献する方針を示しました。2030年を目途とした市場シェア目標やScope1/2の削減目標など、具体的な数値目標を掲げています。今後は営業・マーケティング体制の強化やパートナー連携を進める計画で、詳細な実行計画や導入時期は今後の発表となる可能性があります。
