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インターナショナルスクールの盲点
要約
成田奈緒子氏らの著作を基に、幼児期からの英語教育が母語による感情表現や愛着形成に影響する可能性を指摘します。脳の言語領域の扱い方や英語優先の家庭・学校で親子間の微妙な感情伝達が難しくなる点を論じています。
本文
幼児期から英語に触れさせるべきかについて、文教大学の成田奈緒子教授と公認心理師の上岡勇二氏の共著に基づいて論点が紹介されています。近年、グローバル化を理由に幼少期から英語教育を進める家庭やインターナショナルスクールに通わせる例が増えています。著者らは、母語による感情表現や親子間の愛着形成の重要性を強調しています。脳科学の報告も引用しつつ、早期英語接触が一概に有益とは言えない点を示しています。
報じられている点:
・著者らは幼少期はまず母語で感情表現ができることが重要だと指摘している。
・一部の研究(Nature 1997の報告を含む)では、二言語を自然に行き来できる人は言語領域が近接することが分かっているとされる。
・言語領域が分かれると、どちらの言語も習得が中途半端になる可能性があると述べられている。
・英語中心の家庭やインターナショナルスクールでは、子と親の微妙な感情のやりとりが難しくなる事例が報告されている。
まとめ:
記事は、早期英語教育が親子の情緒的なやりとりや子どもの社会性・自己肯定感に影響を及ぼす懸念を紹介しています。著者らは母親の母語で育てる重要性を指摘していますが、具体的な公的な方針や今後の公式発表は現時点では未定です。
